子供みずからが行きたいと言って通い始めたスイミング・スクール
だが、このところ、気が進まなくなっているらしい。去年、一週間
だけ通った別のスクールは楽しんでいたのに、今度のスクールは
一ヶ月しないうちから日によっては、行きたくない!と言い出した。
前のスクールは閉校されたので、ここに行くしかないのだが、なん
となく私も息子が嫌がる気持ちがわからなくもない。ふだん人数の
少ない過疎地の保育園で生活している息子は、こんな大人数で一斉
にクラスを受けることに慣れていないのだ。前のスクールも1クラス
7人ほどで、先生も細やかな指導をしてくれたけど、ここではそんな
ことは無理。
きょうはちょっと様子を見てやろうと、珍しく上のギャラリーから
少しの間、参観した。すると、月一回の進級テストとかで、子供たち
は順番がくるまで、プールサイドに座ったまま。お陰で、息子は周り
の子供たちとお喋りをして楽しそうだ。
安心して買い物に行き、あとで話を聞いてみたら、「友達がふたり、
できたよ!」と嬉しそうに話してくれた。田舎にいると、人数が少な
い分、ひとりひとりが大切にされるのだが、街中ではひとりひとりの
顔が見えるつきあいが出来るとは限らない。少しずつ、いろんな世界
を知っていければいいかな。
*クラスの後、ファーストフード店で休憩して満足してから、また山
の中に帰ってきた。
うちの子のスイミングスクールも学校と違う学区にあるので、
知っている友達がいないから大丈夫かなぁ?と心配してました。
でも、子供たちって名前を覚えるより前にしゃべってるんですよね。
レッスン終わって『あのしゃべってた子何てゆう子?』と聞いても
『知らん』の一言だけ。それでいいのかもしれません。
大人になっていくと、いらぬ先入観が先立って、
スムーズな人間関係に行くまで時間がかかるようになってしまう。
子供達の付き合い方を見習わないといけないなぁ、と思うのでした。
あれ、コメントらしくないぞ。内容がわかってるような…ご勘弁を。
そうですね、親が余計な心配しなくても、
子供は子供なりにちゃんとやっているんですよね。
それに、そもそも息子は「泳げるようになりたい」
という思いで通っているみたいなので、黙って暖かく
見守りたいと思います。