びわ湖畔に暮らす翻訳家の物語
息子は今朝6時に起床し、サンタさんからのプレゼントと
カードが土間に置いてあるのを見て、喜んでいた。ケーキ
を食べたあとのお皿とフォークも確認し、安心した様子。
それを見て安心する私。ほっ！
きょう夫は職場の留守番係で、息子はそれについて行くの
を数日前から楽しみにしていた。夫の職場は高速ネット環
境なので、大きな仕事を抱えている私も一緒にどうかと夫
に誘われたのだが、息子はいい顔をしない。父親とふたり
だとゲーム三昧できると思っていたようだ。
クリスマス用バウムクーヘンの宅配日でもあるので、結局、
私はおうちで留守番。家事をしながら、仕事を進めた。
お昼過ぎに帰ってきた父子によれば、休日なのに職場には
次から次へと人がやって来て、けっこう忙しかったらしい。
そんなことでは私も仕事に集中できなかったはず。おうち
で留守番は正解だった。
＊かやぶきの家のおじいさんと裏のおばあさんに、息子が
手作り（？）ケーキを持って行った。
小２の息子はまだサンタクロースの存在を信じている。
先日の古民家貸別荘での恒例のクリスマスパーティで
サンタクロースが登場したときは、学校の友人たちと
一緒になって「ここのサンタさんは、偽者やで！」と
言っていた。つまり家には「本物」がやって来ると思
っているのだ。
11月だったか車で移動中に、ラジオから「何歳までサ
ンタクロースを信じていたか？」という話題が聞こえ
てきたときは、すぐにチャンネル変更して事なきを得
た。数日前のM1グランプリでは、最初に出てきたダイ
アンのネタがサンタクロースだったのでヒヤヒヤした
が、「意味がようわからんかった」と言っていたので
ほっとした。
で、今年も昨年に引き続き、息子はサンタさんにケー
キを用意すると言うので、夕方からスーパーまでスポ
ンジケーキや生クリームを買いに出かけた。夕飯後に
なんとかケーキを飾り付けると、息子は一切れを皿に
乗せ、土間に置いて、ようやく眠りについた。
あとでチェックしてみると、サンタさん宛ての手紙と
鈴も一緒に置いてあった。実はこれ、私が去年のクリ
スマスのプレゼント交換でもらったもので、演出とし
て去年、息子のクリスマスのプレゼントと一緒に置い
たのだ。それを息子は「サンタさんの忘れ物」だと、
ずっと一年大事にとっておいたらしい。手紙には、プ
レゼントのお願いのあと、「去年この鈴を忘れていた
ので、返します」とメッセージが！
今から私は息子の希望の品を包装して、カードと共に
土間に置くつもりだ。鈴とケーキの処分は夫の担当。
息子はいつまでサンタさんを信じることだろうか！？
＊ケーキ作り！
今朝は整体師さんに来ていただき、肩こりが少しほぐれた。
終業式を終えた息子とお昼を食べて、学校の広報紙を集落
内に配布し、隣町の病院までインフルエンザの予防接種に
連れて行ったら（学校の上級生や近所のおばちゃんに遭遇）
あっという間に夕方。きょうは夫が遅いから、私が風呂焚
きをして（五右エ門風呂なので紙ゴミや廃材をガンガン燃
やす！）、夕飯の準備。
ああ、いったいいつ仕事をすればいいのだ～！？
最近は地上波のテレビもつまらないから殆ど見ないのだけ
ど、一応面白そうな情報番組は録画しておき、後でCMなど
不要な部分は飛ばしながらチェックしている。CM飛ばしの
機能ができたことで、テレビのCM効果はだいぶ減ったんじ
ゃなかろうか。しかもこの不景気。
逆にこのところCSのニュース番組を頻繁に見ているのだが、
先日、応募した視聴者プレゼントがきょう届いた。「当選
は発送をもって代えさせていただきます」ってホントかな
と思っていたが、ホントだったんだ～。
ちなみに届いたのは、 『意欲格差』和田秀樹著
ついつい読み始めてしまって、いったいいつ仕事をすれば
いいのだ～！？
なんとか体調も持ち直し、私は息子と近隣の古民家別荘
で開かれる恒例のもちつきパーティに参加した。久々に
地域のママ友一同も集まり、地域の問題など真剣に語り
合ってしまった。
途中で話の輪に入った近隣の新興住宅地のママさんから
は、新興住宅地にもそれなりの難しさがあることを教え
られた。住民は似たような世代の人たちだが、考え方は
さまざまなので、意見が対立したりして、なかなかまと
まらないのだとか。その点、昔ながらの集落は年寄りの
顔役の言うことさえ聞いていれば、問題は起こらないと。
確かにそうであれば、ことは穏便にすむのだけど、言う
ことを聞いているだけでは、自滅の道に進みそう…。
いずれにせよ、どこに暮らしてもなんらかの問題はある
ということか。少なくとも、ここでは若い世代は互いに
協力しあおうと思っている分、心強いかも。
＊子どもたちにはサンタさんからお菓子のプレゼント！
先日、人権の会で近隣地区の顔役に閉鎖的＆抑圧的な発言
をされてへこんでいたが、同じ会の別の部会でも同じ地区
の役付きと思われる方々が大ひんしゅくの発言をしていた
らしい。
要は、よその学区にえらそーなこと言ったり、いちゃもん
つけていたのだが、聞くところによれば来春、そこの学区
の中学に進学する生徒は皆無かも…という状況らしい。子
どもがいないのではなく、選択制でみんなよその学区に進
学してしまうのだと。
人数が少ない我が地区よりも、そっちの方が廃校の危機に
あるらしい。みんなで助け合って、地元を盛り上げよう！
という気持ちがないと、地域コミュニティはどんどん崩れ
ていくのだと実感。
きょう、息子の学校まで懇談会に出かけ、玄関で出会った
PTA仲間や校長先生としばしお喋りをして、ここはまだま
だ大丈夫だと安心して帰ってきた。ああ、冬休み間近！
＊裏のおばちゃんの手作り。
この夏、夫が職場を異動になったことで、今年はいくつも
お歳暮がくる。所属する組織から出向し、ほぼ女性で占め
られたスタッフを束ねる立場になったことで、男世界にい
た夫にとっては今までにないストレスも多いらしい。
これまで年末は夫の目上の方々から、おこぼれを頂戴する
ことが多かったのだが、今年はちょっと様子が違う。（お
こぼれも、いただいているけれど…）
これは女性スタッフで相談しているな、と夫は言う。だっ
て、お歳暮の中味が見事にまったく重なっていないから。
で、きょう職場で若いスタッフに「みんなで談合してんだ
ろう？」とこっそり訊いたら、「談合って何ですか？」と
言われたらしい。やっぱり労働市場は劣化している…！？
＊ご近所さんはいつも薪の準備に余念がない！
事情があって地元の地方銀行に新規口座を開いた。
山の中に住むようになって、かつての都銀の口座
も整理し、おもにネット銀行と郵便局を利用して
いたので、銀行の窓口に行ったのは久々のこと。
ところが、窓口で対応してくれた若い女性行員さ
ん、なんというか無愛想。悪気はなさそうなんだ
けど、上から目線。サービス業という意識もない
のかも…！？ 一応、口座を開いた私は新規顧客
だと思うんだけど、「ありがとうございました」
の一言もなし。
これが地方銀行のレベルなのか！？ こんな子を
雇うくらいなら、もっと意欲に満ちた働き手はい
っぱいいると思うけど。それとも、彼女はたまた
まきょうは機嫌が悪かっただけ？ そうだとして
も、それじゃプロとは言えないし…。
不況の嵐が吹き荒れそうな年の瀬に、いろいろ考
えてしまいました。
＊先行きが見えない…！？
家族ぐるみで親しくしている近所のご一家と今年も忘年会！
今回はなんと中華料理のケータリング。京都からシェフが
やってきて、中華フルコースを作ってくれるのだ～！！
と聞くと、かなり高価なのでは？とビビってしまうが、実
は意外とリーズナブルなお値段。こんな山の中では近くに
レストランはないし、街中に子連れで出かけるわけにもい
かないし、車だとお酒は飲めないし…。で、お家で宴会が
いつものパターンだけど、ケータリングだと誰も台所に立
つことなく、豪華な食事を気楽に、子どもたちを遊ばせな
がら食べられる！
プロの料理人のご主人がみつけてくれたシェフなので、味
は間違いなし。量もたっぷりで、ああ、本当に大満足～！
調理するところも見学したり、シェフの裏話を聞いたりと
いう特典も楽しかった。
唯一の心配は、人間ドックを前にしてまた食べ過ぎたかも。
＊前菜
＊エビチリも伊勢海老だ～！！
