びわ湖畔に暮らす翻訳家の物語
夫がひんしゅくを買いながらも、連休に合わせて休みを
とってくれたので今年初めての帰省旅行となった。
子供は大喜び！
車で休憩をとりながらの長旅だが、今回も夫に運転をま
かせてしまった。
相変わらず私は眠いのだ！
運転する夫の横で、ぐうぐう寝ていては悪いと思い、必
死でいろんなことを考え、話しかけていたら、却ってう
るさかったらしく、「寝ていてください」と言われてし
まった。思考を要する質問ばかりしたので、運転に集中
できなかったらしい。なるほど。
雨の中も、夫の安全運転のおかげで６時間後には無事に
実家にたどりつきました。ああ、疲れた！（って、これ、
私のセリフじゃないよね。）
＊小雨の高速道路。
急に暖かくなった。体はこの急激な変化についてこれないらしく、
なんとなくだるい。めちゃくちゃ眠い。
昨日、車の修理の待ち時間にたまらなくなって、肩＆足裏マッサー
ジをしてもらった。腎臓のツボが痛かった。疲れがたまっているよ
うだ。
きょうは久々に友達が家まで遊びに来てくれたので、のんびりと食
べたり、喋ったり。散歩の達人の彼女には、これまで数多くのすて
きな場所に連れて行ってもらった。暖かくなると、俄然活動的にな
る彼女だが、今年はなぜかあまりお出かけモードにならないらしい。
言われてみれば、私もそう。これは年をとっている証拠なのか。
いや、彼女もそろそろ落ち着こうと思っているのかな。ときには、
疲れるのもいいことかも。
連休前の木曜日、保育園では4月生まれの子供たちの誕生会がありました。全児童15人の小さな保育園で、なぜか4月生まれはしんちゃんを入れて5人！ 各人、カードをもらい、インタビューされて、お祝いのホットケーキをみんなで食べて、紙芝居を見て・・・と楽しく過ごしたようです。
帰ってくるなり、となりの空き地の指定席（「石の椅子」と呼んでいる）に座りこみ、カードを嬉しそうに見せてくれました。
そして、帰宅後、手を洗っていたら（実は、最近、洗面所が遊び場になっていて、毎日、手を洗うといっては20分くらいこもっています）、保育園の先生方が家庭訪問にみえました。嬉しくて仕方のないしんちゃん。でもお兄さんになったのか、去年よりはおとなしくできました。そう、去年は、大好きなウルトラマンの本を、延々先生に読み聞かせ、お母さんは殆ど話ができなかったのでした。
＊連休初日、お昼を食べに行きました！
きょうもきました、山菜。
大量のこごみとたらの芽。写真はごく一部です。
山菜料理はここに引っ越してくるまで、作ったこともなければ、
殆ど口にする機会もありませんでした。
いかに調理すべきか、きょうもネット検索していたら、こごみ
もたらの芽も、天然ものは高い値段で売っているのでビックリ。
毎日のように山に入って、ありとあらゆるものを採ってくる裏
のおばちゃんに感謝。
連休に入ったせいか、おばちゃんは「街の人がたくさん来て、
悪いことして行くわ～。車でちょこちょこっと入ってきて、な
んでも採っていく」とブツブツ。
そんなおばちゃんのことを、「あの人、どこにでも入って行っ
てなんでも採っていく」と顔をしかめるご近所さんもいるんで
すけどね。
どちらの話も笑って聞いて、おすそ分けをしてもらってる私。
一番得してるみたいで、申し訳ないです。
きょうも暖かな快晴の一日でした。
ここでこんなに暖かいということは、街は夏日でしょう。
なんの手入れもしていないうちの庭でも、冬の間ずっと雪の下
で枯れたかと思っていた植物がぐんぐん葉を出したり、雑草が
どんどん伸びてきたりと、緑の面積が増えてきました。
怠け者の私も、さすがに草むしりをしなければときょうは少し
がんばりました。ついでに、ハーブも少し植えました。面倒く
さがりの私でも大丈夫かしらと。
太陽の下で体を動かすと、心地よい疲労感でどっと眠くなりま
した。今月からお昼寝がなくなった息子も、まだ体が慣れない
らしく、気がつくと夕飯前に寝ています。私も一緒に眠りたい
気持ちに駆られながら、辛うじて食事の支度。
もう暖房もつけなくていいし、しあわせな一日でした。
川べりの八重桜も満開です。
朝から快晴。すばらしい天気。
が、寒暖の差が激しく、家族全員、鼻やのどを少し痛めている。
去年、取材を受けた雑誌がやっと届いた。私たちが暮らすこの
古い家が取材対象となったのは二度目のことだ。
一度目は、新進のママさんライターがやってきた。下見の際に、
彼女の仕事への熱意と懸命さに触れ、思わず応援したくなった
のだが、取材当日の手際の悪さや要領を得ない話の展開に、
「う～ん、私の言ってること通じてるのかな～？」と心配にな
った。不安は的中。FAXで送られてきたゲラは写真は反転してる
し、地名も違うし…内容もなんか違うなぁという感じ。その後
の対応も、イマイチだった。意欲と野心は感じるのだが、それ
がありすぎて空回り…なのかも。
対して、二度目の取材に来られたのはベテラン女性編集者。貫
禄あるし、知識もすごいし、こちらが逆取材したいくらい。短
い話で、すぐにわかってくれる安心感。ゲラを見たときも、多
少、事実と違うところはあったが、それでも言わんとするとこ
ろはまさに私たちの気持ちと一致していたので、すべてOK。う
ん、うまい！と唸らされた。
とはいえ、我が家を客観的に見るというのも変な感じだ。ほか
のお家がどれもセンスよく、すてきすぎて、なんか浮いている。
これがありのままの姿なんだから、仕方ないか。
＊近くの町で、鯉のぼりが延々と続いていました。鯉のぼりが
西を向いていると晴れ、東だと天気は下り坂だそうですよ。
ゴールデンウィークにおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行くのが楽しみなしんちゃん。毎日、「早く行きたい」と言っています。
さて、明日は家庭訪問。4月から新しくいらした若い先生が来てくれるのが嬉しそうです。「嬉しいんでしょ？」とお母さんが余計なことを聞くと、「まあ、ちょっとね」ですと。
そんなわけで、部屋のお片づけをすることに。しんちゃんがためこんだガラクタ（？）がたくさんあるので、処分するよう頼んでみると、さすが5歳になっただけのことはあり、「これは、もういらない」といくつかあきらめてくれました。
うちは紙ごみはお風呂で焚くことになっており、しんちゃんは保育園で遊んだポケモンの塗り絵も、迷った末に燃やすことにしました。
「だって、燃やすと天国に行くんでしょう？」
きょうの夕方は、湖畔でちょっと遊びました。
明け方、雨の音がしたが、目がさめると空は明るくなっていた。
晴れかと思ったら、またどんどん曇ってきて、暗くなった途端
に雷雨。なのに昼過ぎには、また晴れてきた。
雨がやんだと思って玄関をあけたら、さぁ～っと爽やかなそよ
風が吹き、思わず深呼吸をした。気分爽快！とはこのことだ。
植物たちも恵みの雨に、いっそう緑を輝かせている。
犬の散歩に出かけて、さらに実感。雨が降って、すべてが洗い
流されたような匂いがする。朝の空気が入れ替わった感じ。
空は晴れ渡り、空気は澄み渡る。気持ちいい～！ とりたてて
なにがあるわけでもない毎日だけど、空模様や山模様（という
のか？）を見ているだけで、面白い。ひとりでここにいるだけ
で、感動する。
そう、基本はひとりなんだけど、一緒に生きている人たちがい
るからこその感動かも。感謝しながら、子供のお迎えに向かい
ました。
きょうもいい天気。
息子は週末の疲れと、きょうの外遊びとで帰宅時にはぐったり。
おやつを食べたら、そのまま寝てしまった。
昨日もご近所から差し入れがあったが、このところ、いろんな
ものをもらっている。「犬小屋の周りに植えたらいい」と大量
のネギをもらったり、カゴに入ったコゴミやイタドリ、しいた
け、タケノコ、etc.
たいていの場合は手づかみの手渡し。粕漬けも、掘ったばかり
のタケノコも茹でたタケノコも、しいたけも…手から手へ。
なんともシンプルで素朴で、いいではないですか。
しかし、このところタケノコ攻撃が続いてます。おいしいけど、
毎食だとさすがに飽きる。ぜいたくな悩みです。
＊玄関先に咲くスノードロップ。ずっと空家だったのに、毎年
咲いていたのかな。
