昨日は、ある古民家貸別荘(マチイハウス)の鶏パーティに参加してきました。仲間たちで改修した山の中の古民家を貸し別荘として運営する傍ら、定期的にスタッフの方が集まっては楽しい企画をたてていて、昨日はここで飼っている鶏をふんだんに使っての鶏パーティが開催されました。鶏を絞めて、さばいて、調理する過程をすべて見学、お手伝いすることができます。料金はカンパ制。好きなときに来て、好きなときに帰ってOK。食べ物はプロ、あるいはプロ級の方が集まっている上に、新鮮な食材を薪ストーブや石窯やおくどさんで調理するので、おいしくないわけがありません。
参加者の年齢もさまざま。下は乳飲み子から、上は96歳まで。広い畳の部屋は子供たちが走り回って保育室と化し、薪ストーブ横のベンチではおじいさんが居眠り中、テーブルでは酒盛りが進行し、調理場では井戸端会議が延々続く・・・とまあ、こんな感じです。
中でも、毎回私が驚嘆と尊敬の眼差しでみつめてしまうのが、96歳のおじいさん。この古民家のオーナーである70代のママさんのお父様で、鶏パーティでは率先して鶏を絞めて、さばいてくださいます。その手つきは鮮やか! しかも姿勢がよくて、立ち姿が美しい。ファッションは、いつもジーンズ。足元は、おそらくブーツ。ヘアスタイルも決まっていて、白髪もおしゃれな茶髪に染まっています。恐れ多くて、私はまだお話をしたことはないのですが、毎回おじいさんのお姿をかっこいいな~と思いながら、拝見しています。
若い頃から自分のスタイルを持ち続けていたからこそのカッコよさなのでしょうね。次は12月の「餅つき&クリスマスパーティ」でおじいさんに会えることを、密かな楽しみにしています。