きょうも暑い。暑いので、とんでもない格好をしていたら、
ピンポーン。また宗教の勧誘か？と出てみたら、昨日とは
違う新聞社の記者だった。彼も、この辺りの自然の荒廃に
ついて調べているという。
ちょうど長年、ここに暮らす裏のおばちゃんがやって来た
ので、すかさずバトンタッチ。年々ひどくなる一方の鹿な
どの被害に普段から音を上げているおばちゃんは、炎天下
で延々と記者さん相手に喋っていた。
大手のメディアが里山の荒廃に目を向けてくれるのは嬉し
いことだが、これは個人の力ではなかなか解決できる問題
ではない。しかも解決の手段を講じても、結果がでるまで
に時間がかかる。
それでも、山が荒れると、川が荒れ、川下の都会や海にま
で悪影響が及ぶのだ。私たちが日々、感じていることは都
会の人にとっても他人事ではないのだけど。
