何日か前から、首輪をつけた白い犬がうろついていた。
人の姿を見ると逃げていくし、わるさをするわけでも
ないのだが、国道のバス停近くをよくうろついて
いるのが気になった。
案の定、きょう息子がスクールバスに乗ったところで、
白い犬が横たわっていた。車にはねれらたのだろう。
まるで寝ているかのような姿に、息子とふたりで手を
合わせた。
あとで支所に連絡したら、保健所の人が捕獲に来て、
探していたところだという。どっちにしてもはかない
命だったのだ…(涙)。
びわ湖畔に暮らす翻訳家の物語