悲しい別れ

きょうは昼間は家族でゆっくり過ごすことができた。
が、夕方は地域の役職についておられるご近所さん
のお通夜に三人で出かけた。早くに奥さんに先立た
れ、この度はまだ若い息子さんが闘病の末に亡くな
られたのだ。ただ、近年までこのご一家は街で生活
されていたとかで、息子さんと同年代の地元民も直
接、息子さんのことは知らないらしい。

どういう事情があったのかはわからないが、最近に
なってこの方はわざわざひとりで地元に戻り、寂び
れていた実家をきれいに改築し、地域のために活動
をしておられた。

お通夜の会場に行くと、地元の方が大勢集まってい
らした。喪主となった無口なおじさんが、最後の挨
拶をされている姿に胸が痛んだ。家族構成がうちと
同じだけに、余計に悲しい。

と共に、これだけ大勢の人が集まる地域の力という
のも感じた。ここに住んでいてよかったとみんなが
思えるように、私も少しでも力になりたいと改めて
思う一日だった。

意味のよくわかっていない息子は、きょうも大好き
な漫画を繰り返し何度も読んでいる。

20mar08

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