何のための防災訓練

昨日のトホホな出来事二つ。

まずは自分のこと。週末にポストに入っていた近所のスーパーのチラシに、「1000円以上お買い上げのお客様、先着100名様に市指定ゴミ袋進呈」と書いてあるのを見て、開店直後にスーパーに行き、たくさん買い物をしたのに、レジのお姉さんは進呈品引換券をくれない。代わりに、「明日、あさってのチラシを入れておきます」と言われ、よ~く見てみたら、うちのポストに入っていたのと同じチラシ。なんと、きょう(月曜)じゃなく、明日(火曜)&あさって(水曜)の特売チラシだったのだ。ああ~、日にちをちゃんと確認していなかった私。きょう、いっぱい買いすぎて、もう明日とあさってに買うものはない! ゴミ袋も残り少なかったのになぁ・・・と意気消沈の私に、夕方、夫が指摘してくれた。「ゴミ袋なら、ここにまだたくさんあるぞ」。ああ~、ゴミ袋の在庫も把握してなかったとは。いろんな意味でずさんな自分にトホホ。

もうひとつは、もう顔も見たくないスッカラ菅。国会中継を見ていたら、相変わらずの言い訳ばかり。自己弁明と責任逃れ。ギャグ漫画日和の歌じゃないけど、「目が死んでる~」。ここまでくると、怒りすらも沸いてこなくなったけど、昨日の国会ではそれでもギョッとすることがあった。昨年10月の浜岡原発での防災訓練について質問されたスッカラ菅は、その訓練のテーマすら(マジで)覚えてなかったのだ。

昨秋の防災訓練では、次のような事態を想定していた。「原子炉給水系の故障により、原子炉水位が低下し、原子炉が自動停止。その後の炉心冷却装置等、複数の装置の故障により、放射性物質が放出された。」
まさに、今回の福島の事故の状況だ。その防災訓練に、本部長として参加していながら、具体的な内容を覚えていないとは、本当に本当にスッカラ菅だ。

彼が責任逃れの詭弁ばかりの政治屋であることを私は軽蔑するし、自分が無能であることを自覚できない傲慢さに同情するけど、今回ばかりは無能を通り越して、「本当にこの人、大丈夫なのか?」と呆気にとられた。自分がトップとして参加した重大な行事の内容を、すっかり忘れるなんてこと、あり得るのだろうか? いや、もしかしたら、彼にとっては防災訓練なんて、まったく重大ではない、どうでもいい数ある行事のひとつに過ぎなかったのか。体はそこにあっても、心はなかったということなのか・・・!? (国会でもしょっちゅう寝ていたことを思えば、驚くことではないのかも知れないけど・・・)

私みたいなずさんでいい加減な人間でも、反省はするし、自分の限界もわかっているつもりだけど、そういうフツーの感覚がない人じゃないと、政治屋なんて、なれないんだろうな。私だったら、国会でこんなこと指摘されたら、恥ずかしくて、情けなくて、責任感じて、とてもいたたまれなくて、平気な顔をしていられないもの。

*そろそろ田植えの準備
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