ローソクの芯

亡き母を真似て、仏壇の前でお経を読むのが日課となった。

母が買い込んでいた線香は既に使い終わったが、母や父が亡くなったあとにいただいた数々の線香や、夫がお寺関係からもらってきた線香がたくさんあり、少しずついろいろな香りを楽しんでいる。

ローソクはスーパーで買ってきたものを使っていたが、父の葬儀場で用意された(と思う)ローソクの残りが出てきたので、そちらも使ってみた。ところが、これ、使い勝手の悪いローソクなのだ。見た目はスーパーで買ってきたものと変わらないが、芯がよくない。糸の質が悪いのか、糸の撚り方が悪いのか、燃え尽きやすい。そのため、一度消して、また火をつけようとしても、燃え尽きた芯になかなか火がつかないのだ。なのに、一度、火がついたら、今度は燃えすぎて、炎が大きくなる。安定した灯りを燈し続けるローソクは、クオリティ高いのだな~。

葬儀場はもしかして安物のローソクを使ってたのか・・・!? 葬儀場では、消したり点けたりしないから、構わないのかな?

なにごとも芯がしっかりしていないといけないのだ、と改めて納得いたしました。

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