びわ湖畔に暮らす翻訳家の物語
夕方からまた大雪の予報だったので、きょうの
息子の習いものは休んだ方がいいよと夫に言わ
れ、その気になっていたのだが…。
昼間は少し晴れたので、一応、車が出せるよう
に雪かきをした。天気が回復したのに、雪のせ
いで息子を休ませるのは忍びないと。
しかし帰宅した息子は、すっかりお休みモード
になっていた。というより、スクールバスを降
りた時点で、眠くて仕方ないという表情。校庭
にできた大きな雪山で、大暴れして遊んで疲れ
たようで、習いものに行くはずの時間には、こ
たつの中でぐっすり寝ていた。
お陰で私も家で仕事ができたのだが、息子の睡
魔がうつったのか、眠くて眠くて仕方ない。私
も疲れがたまっているようだ。
＊家の外からと中からの写真。
息子は校庭で雪遊びをするために、スキーウェア
を来て、嬉しそうに登校したが、私は窓から止ま
ない雪を見ながら、ちょっと憂鬱な気分で仕事を
続けた。去年の雪もすごかったけど、今年はそれ
をすでに上回りかけていると…。
お正月の番組で、温暖化なんて嘘だと言ってる学
者がいたが、ほんとにそうかも…と思ってしまう。
ここに引っ越して来た頃は、雪が降ると嬉しくて、
美しい雪景色の写真を撮りに出ていたが、今では
そんな気持ちは沸いてこない。どうせ、この景色
が毎日続くのだわ…と。
きょうほど生協の個配をありがたく思ったことは
ない。そうは言っても息子のお迎えに外に出たら、
近所の方々が雪かきに励んでいらして、けっこう
長いこと立ち話してしまった。ここぞとばかりに、
みんな雪かきのグチ話で盛り上がった。だって、
街の人に言っても通じないんだものと。
今朝、夫は大雪の中、出かけて行った。消防団の
メンバーとして出初め式に参加するためだ。
午後には地元で消防団の新年会が予定されていた
が、雪かきをしないことには車も出せないので、
夕方まで休憩をはさみながら延々と雪かき作業に
追われていた。（ありがとさんです！）
その夫によれば、うちの集落のはずれで杉の木が
雪の重みで倒れかけ、電柱を直撃しかけていると
のこと。となれば停電！！
すぐに連絡が入ったのか、その後、関電のスタッ
フが来て倒木の除去作業をしているらしい。電気
が止まれば、何もできない。今は停電にならない
ことを祈りながら、こたつの上のパソコンに向か
っている！
＊居間の窓を開けると、こんな感じ！
＊土間の窓から外を見ると、こんな感じ！
窓開けられね～！
大雪で、今年第一回の息子の合唱団の練習は中止
になった。灯油など買いに出たいのだが、雪がや
むまで待とうと、三人で家にこもっていたが、雪
はまったく止まない！
父子がテレビを見る横で、仕事をする私だが、つ
いついテレビに気をとられて、思うように進まない。
昼のニュース映像では鹿児島でも雪が降っていたの
で実家に電話をしてみると、「いつも通り晴れて、
いい天気！」とのこと。
雪は止まないが、暗くなる前に買い物しようと外に
出たが、山を降りると雪なんてない！ 少しちらつ
いてもすぐに融けて積もらない。ああ、やっぱりう
ちの集落だけなのだ。
だが帰る頃になると、街中にもうっすら雪が積もり
始め、帰宅してみると大変なことに！！ この連休
中に、どれだけ降るのだろうか！？
