天文教室

今週の週間天気予報が出た時から、きょうの天体観測
は無理だろうと思っていた。雨の場合は天体工作をす
るのだが、せっかく土星のリングが細くなった時期を
選んで開催を決めたのに。いずれにせよ、ここはカラ
リと空が晴れることの方が珍しいのだけど。

昨日もかなりの雨が降り、今朝の予報でも夕方から天
気が悪くなると言っていたので、朝の空が晴れてきた
時もダメだろうと思っていた。一時は一面に青空が
広がったが、案の定、午後は雲が多くなってきたし。

けれど夕方には、南の雲を除いて、空が晴れた。やっ
た~! しかも好天のせいか、参加者リストを上回る
方々がやって来た。

きょうは国際宇宙ステーションも見えるというので、
それに合わせて屋上に上がり、子どもたちが「お~い」
と声を上げて見送った。そのすぐ後に、また人工衛星!
これはロシアのソユーズだろうということ。
天体観測中に、結局、人工衛星を4つ見つけた。普通は
こんなにたくさん見えることはないらしい。見つけるた
びに、子どもたちが大声を上げて見送るので、先生方は
「もう、いいよ、人工衛星!」だったかも。

帰宅後、ネットのニュースを見たら、あの後すぐに国際
宇宙ステーションとソユーズがドッキングしたらしい。
その直前の姿を私たちは見ていたのだわ。

お陰で、いい夜となりました。

*昨日の雨が嘘のよう!
29may09-1
*天文教室の先生が望遠鏡から撮ってくださった月!
29may09-2

バス停で立ち話

昨日は家にこもっていたのだが、実家のことで電話のやりとり
が何度もあり、午後は突然、近所のママ友が車を買い替えたと
やって来たので、車(マツダ車ユーザがひとり増えた!)を見
に行き、そこでそのまま立ち話。と思ったら、別のママ友が本
を返しに来てくれたので、そのまま三人で立ち話。

途中、地元のおじちゃん、おばちゃんらが何人か行きすぎて、
気がついたらバスのお迎えの時間。バスを待っていたら、整体
師さんが通りがかり、またまたしばしの立ち話。子どもが帰っ
たら、近所のおばさんが犬の散歩に出てきて、立ち話。

延々と立ち話が続く一日だった。

きょうも電話と立ち話が二回ほど。家の中は寒いけど、外はぽ
かぽか暖かいので、立ち話も気持ちがよいのだ。

そして、実家の1階の社長さんのお陰で、父は複数の施設を移動
せずに、一箇所にずっと留まることになった。社長さんの人脈
&人徳のお陰と感謝している。

19may09

隠し事はできない

久々に整体師さんに来ていただいた。もう肩から背中全体が
コリコリ&ガチガチで、「やっぱり時間をあけるとこうなる
のね~」と、いつも通りお喋りをしながらほぐしてもらって
いた。

なぜかきょうは途中で何度も呼び鈴がなり、中断されてばか
り。しまいには近所のおばちゃんが「○○さ~ん(整体師さ
んの名前)、ここにおるんやろ」とやって来て、「ここが終
わったら、うちに来てくれんか?」。ほんとは次の予定があ
ったようだが、おばちゃんの有無を言わせぬ雰囲気に「ちょ
っと短くなるかも知れませんが、行かせてもらいます…」と
こわばる整体師さん。

「ここでは隠し事はできないわねぇ。私の車が停まっている
のを見て、ここに来てるってわかったんだわねぇ」。
その後は、ここでいかに情報がすぐに伝わるかという話に花
を咲かせた。本当の意味での情報公開はされないんだけど、
噂だけはあっという間に広がるのだ。

15may09

獣害(特にシカ問題)

鹿害が年々、ひどくなる。
近所のおばちゃんが山で採って来る山菜の量も減って
いるし、家の回りの被害も増える一方。うちは犬がい
なくなってから、鹿が平気で庭に出入りするようにな
ったが、それも去年より今年と悪化している。玄関前
のシャガと菖蒲の若芽まで食べられた。

この調子では、梅雨時になると鹿が落としていくヒル
に悩まされるのは必至。息子はすでに「ヒルノック」
というヒルよけスプレーを毎朝、靴にかけている。

山にそんなに食べるものがないのだろうか? 鹿の数
が増えすぎているのだろうか?

のどかな山里の家の回りにネットを張り巡らせること
になりそうだ。

*鹿にも好き嫌いがあるようで、食べられる花、食べ
 られない花がある。
13may09

FOMAハイスピード

ネットで「通信の地方格差の問題」という記事を読み、
まさにその通りと頷いた。

自治体も国も、通信インフラの重要性をきちんと認識していない
気がする。少なくとも、首長や幹部クラスのお年寄りたちは。

先日、小林弘人氏がゲストの『ニュースの深層』を見た時も、既
存の出版社や編集者は、ネットの世界のことを理解できずにいる
という話が出ていたが、お役所の上の方にいる人たちにとっては
「ネット」なんて未知の世界なのかも。

とりあえずうちではFOMAハイスピードデータ通信の契約をした。
近所のママ友一家も、うちで使い勝手を試して契約をした。今週
は別の方からも「FOMAにしたんだけど、接続方法教えて」と電話
がかかってきた。なんでも自治会長さんも契約するらしい。

ということは、当分、ADSLも光ファイバーもくる予定はないとい
うことだ。地デジの行方も未定。ただでさえNHKの画像は汚すぎ。
最近の偏向報道も目に余る。

んで、接続に苦労していた地元の方から再びきょう電話が入った。
「家の前だとよく繋がるんだけど、家の中は電波状況が不安定で
ダメなんですよ~」とのこと。そう、ここは場所によってはFOMA
がちゃんと受信できないのだ。

一応、ドコモは2008年末に「日本全国におけるFOMAハイスピード
エリアの人口カバー率が100%を達成した」と発表しているんだ
けど。下手すると、ホントに日本の過疎地は発展途上国に遅れを
とりそうだ。

12may09

ムカデの次はヘビ

ヘビに遭遇。息子を見送った後、植木にからまり、上をみつめて
微動だにしないヘビに気がつき、一瞬、背筋が凍った。おそるお
そる石を投げて植木を揺らしても、ヘビはまったく動かない。き
れいにぬめっているので、まさか死んでいるとも思えない。何か
獲物を狙っているのか…。

案の定、後で見に行くと姿はなかった。夫は脱皮した直後ではな
かったのかと言うのだけど、白っぽくもなかったし…。
当分、私の苦手な生き物たちに怯える日々が続きそうだ。

朝からツバメが巣作りの準備をしているのか、あちこちを飛び回
ってにぎやかだ。山から明るい太陽の陽射しを受けて、やっとい
い季節がきたなぁと実感。

夫の疲れ&鼻水もニンニクのサプリメントでぴたっと止まった。
体がコリコリで眠くてたまらない私も、試しに飲んでみようと思
う。体質改善と、思考転換を現在模索中である。

*朝からいい天気だったが…
11may09-1
*ヘビをみつけて凍りついた。
11may09-2

初ムカデ

実家の辺りは連日晴れて暑いくらいだったのに(夜中に雨は降った
らしいが)、こちらに戻ると雨が降って寒い! 思わず暖房を入れ
た。

朝、子どもを見送ったと思ったら、近所のおばちゃんに呼び止めら
れ、珍しい食べ物などをたくさんいただいた。ついでに、おばちゃ
んが話したくてたまらなかったらしいお話も聞いた。田舎の付き合
いはいろいろ難しいようだ。

午後からは近所のママ友が仕事が休みだからと遊びに来た。夕方近
くまでいろいろ話が続いてしまった。「さっき今年初めてのムカデ
を発見したのよ~」と私が報告すると、彼女も超大型ムカデにすで
に遭遇したという。息子の同級生は今朝、ヒルに咬まれていたらし
いし、またも「ムカデ&ヒル」に怯える季節になってしまった。

急ぎの仕事も次々入り、夜はPTA役員会。連休中に録り溜めたテレ
ビもあるし、ちょっと夜更かしが続きそうだ。

7may09

田舎のいいところ(?)

朝は整体師さんに来ていただいて、こりをほぐしてもらった。
これで連休も、乗り切れそう。そしていつものようにお喋り
にも花を咲かしてすっきり! 

宅配便のお兄さんも、この間からぼやきが続く。「いやぁ、きょう
も変なお客さんに当ってしまって…。怒鳴られましたよ~。」
ストレスがたまっているのか、嫌がらせのように文句をつけてくる
お客さんがけっこういるらしい。一応、確認したら、この地域にそ
ういう悪質な人はいないらしい。都会に比べて隣近所のつながりが
ある田舎でそんな態度をとったなら、周囲の人に白い目で見られる
のだろう。(田舎もそういう意味ではいいのだわ)。
宅配便のドライバーさんとも、よそで出会っても挨拶する仲だし、
不在のときは近所の知人に預けてくれたりと融通がきくのも、みん
なが互いを知っている田舎だから。

夕方はいきなり置き薬の営業マンが来た。結構ですと断ると、「置
いてもらうだけでいいんです。新人研修なんで…」と必死の形相。
可愛そうと思いながらも断ると、下手すると逆ギレしそうな威圧的
な顔になってきて、ヤバイ…と思っていたら、横からずかずかと裏
のおばちゃんが入ってきた。「はい、これあげるわ」と新聞紙にコ
ゴミがいっぱい入っている。

怖いお兄さんの存在をまったく無視して割り込んできたおばちゃん
に感謝。(ずうずうしいことがうまく働くこともある!!)

*八重桜はまだ咲いてます!
30apr09

田舎の空家問題

うちはたまたまネットで今の家をみつけたのだが、一般的に
田舎物件を探すのは大変だ。去年、地域の催しで「ここに引
っ越したかったが、住む家があるかどうか、情報を探しても
みつからず、別の地域に家を買った」という意見が出たよう
に、ここに暮らしてみたい…と思いながらも家がみつからず
諦める人はけっこういるのだ。

空家はいっぱいあっても、仏壇があるからとか何とか言って、
手放さない人が多い。たまに「売ってもいい」「貸してもい
い」家も出てくるのだが、実際に興味のある人が現われると、
「やっぱりダメ」と断るケースがとっても多い。私が知って
いるだけでも。ここで働くことが決まっている一家にすら、
なかなか家を貸してくれる人はいないのだ。

そして今回も、また同じことが起きた。自分から「売りに出
ている」と言ったくせに、「やっぱりダメ」と言うのはなんで
だろう? その心理が私には理解できない。人口減少で空家が
増える時代に、ありがたい話だと思うのだが。

ようやく手放す覚悟ができた頃には、りっぱだった古民家が
再生不能なほどに朽ちている…というのがよくあるパターン。
本当にもったいないことだ。

27apr09

山を見ると視力が良くなる!?

先日、息子が学校での視力検査の結果を持ち帰った。
視力が落ちているので、眼科で検査を受けてください
というものだ。移動の車の中で本を読むなとあれだけ
言っていたのに…。

ママ友たちに訊いてみると、「今年はうちも同じプリ
ントを持って帰ったわ」という人が殆ど。かつてここ
に暮らしていた友人によると、「ここの子どもたちは
スクールバス通学だし、よその学校より運動量が少な
いせいか背筋弱くて、目が悪い子が昔から多かったの
よ」とのこと。

ところが、午後から遊びに来てくれたママ友によると、
学生時代はメガネをかけていた彼女のご主人はその後、
視力が少しずつ良くなり、ここに越して来てからは、
1.0以上に回復したのだと。山の仕事をしているせい
なのか!?

と思ったら、別のママ友もここに越してきてから0.3
の視力が1.0になり、車の運転にもメガネが不要にな
ったという。

そういえば、私も去年、疲れ目がひどくて眼科の検診
に行ったところ、老眼はまだ始まってませんねと言わ
れたのだ。近視もほんの少しよくなってたし。

大人たちの目に、山の生活はいいみたいだが、子ども
たちの視力低下はなんで…!?

23apr09