これも縁(母の昔のヘルパーさん)

明日、母が転院するので、きょうはその準備。
うちから少し離れた病院なので、今回はレンタ
カーを借りた。先日、友人が安いレンタカー店
が近くにあることを教えてくれたので助かった。

母は17年前の夏に心筋梗塞で倒れて以来、家事
のお手伝いをしてくださる方をお願いして、な
んとか自宅生活を続けてきた。ここ何年かは、
介護ヘルパーさんの助けも借りて。お手伝いさ
んにも相性などがあり、何人か入れ替わりがあ
ったものの、私とひとつしか年の違わない近所
の主婦の方がここ16年間、家の面倒をみてくだ
さった。この方、娘の私よりも母と性格が似て
いて、母も安心してこの方にいろんなことを任
せていた。17年の間に何度も何度も入院したけ
れど、そのたびに彼女がいろいろお世話をして
くれた。遠くに住んでいる私は実質、役に立た
なくて(実際、家のどこに何があるかもわから
ない!)、ほんと、彼女に頼りっぱなしだった。

その彼女が、近所のマンションを引き払い、こ
の春、家族で郊外の新興住宅地に引っ越すこと
になった。彼女もいろんなことがあって体調を
崩し、心機一点、新生活を始める様子だった。

それから数ヶ月…母の転院先がなんと彼女の新
居のすぐ近くだと判明! 連絡をすると、「何
かいるものがあったら、私が持って行ってあげ
る!」と言ってくれた。実は、「何が嬉しくて
ここに引っ越してきたんだろうと、不便と後悔
の日々」だという。

彼女が「いつでも行ってあげる!」と言ってく
れたことで、母も安心したようだ。「これも縁
よねぇ、離れられんのよ」と、彼女は早速、明
日、転院先の病院に来てくれるらしい。

ほんと、これも縁。ありがたいわ~!!!

5jul09

負のオーラ

近所の友人の悩みをここ何年も聞いてきて、それはも
うそのストレスの素となっている人との関わりを断つ
しかないよねと、ずっと言ってきた。本人もわかって
いるけど、自分の思いだけで断てない付き合いもある
ので、余計にストレスなのだ。

だけど、ようやく一筋の光明が見えてきて、もう少し
の辛抱で状況が変わりそうな気配。

一方、私もこのところ人間関係のちょっとしたストレ
スがたまっていて、これまた自分の思いだけで勝手に
動けず、それで余計に辛い日々が続いていた。

しかし、こちらもそろそろ潮時。私もあと少しの辛抱。
もちろん、100%いいとか悪いとかいう人はいないのだ
けど、負のオーラを放つ人って確実にいる。一見、明る
くて、すてきな人なのに、なんだかエネルギーを吸い取
られてドッと疲れてしまう人。なんでか、こちらがいや
~な気持ちになってしまう人。思い切り悪い人だったら
こちらも平気で嫌えるけど、一見、善人だからタチが悪
くて、そんな善人を嫌がる自分に自己嫌悪!という悪循
環。人を見る目がない自分も情けないけど、いろんなも
のを抱えて生きている人がいるのだなぁと勉強になりま
した。

この間、テレビで見た接遇の平林都さんを見習いたいも
のだ!

*コンビニから田んぼを眺めて一息!
3jul09

コミュニケーション

昨日ときょうと、ランチとお茶のお誘いを続けざまに断って
しまった。仕事にてこずっているせいだ。

今朝はPTAの関係で、隣町での人権の会に参加。今回はプロ
のコミュニケーション・サポーターの講演会で、主に子ども
とのコミュニケーションのとり方について実践的なお話を伺
った。途中、隣の席の人と試しに会話をしてみたりと、なか
なか勉強になった。しかも、隣の席の人が、地元の知り合い
の親戚の方だと判明。狭い世界なのだ。

会に参加していたママ友と、軽くお昼を食べて、けっこうシ
リアスなお喋りをして、帰宅後はすぐに英語のレッスンをし
て、夕飯の後は仕事の仕上げ…。頭がフル回転で、朦朧とし
てきた。

やっぱり理想は午後のお昼寝。これがあると、だいぶ違うの
だ。

27jun09

宗教が心の拠り所?

久しぶりに整体師さんに来ていただき、体をほぐしてもらった。
ついでに、いつも通り、たくさんおしゃべりもして、心もほぐ
してもらった感じ。

毎回、多様な話題が飛び出すのだが、きょうはおもに宗教の話。
介護生活をしている身内が、新興宗教らしきものにはまりつつ
あるようで、大丈夫かしら…というのがそもそもの始まり。い
ろんなものを抱えて生きていると、心の拠り所を求めてしまう
のも当たり前なのだろうけれど。

宗教に限らず、あまりにも熱心になんらかの主義主張を信奉す
る人を見ていると、そういう心の拠り所がないと心が安定しな
いのだろうなぁと思ってしまう。

例えば、オーガニックな食べ物にこだわりすぎると、却ってそ
のこだわりの精神で不健康になりそう! 本当に健康な人は、
なにを食べても元気。

もちろん信念を持つことは大事だけど、こだわりすぎないよう
に気をつけたい。

26jun09

子供の先生との関係

学校を欠席するのが嫌で、中高の6年間は皆勤賞までとった私だが、実は学校という組織、いや「教師」という人種(?)にあまり馴染めず、先生とは常に距離を置いてきた。

けれど我が子の「先生」となると、なるべく良好な関係を築きたいと思う。息子が1歳半で保育園に入って以降、いろんな先生に出会った。相性もいろいろだし、尊敬できる人から、問題のある人まで、さまざま。

でも概ね、息子はいい先生との巡り合いが多くてラッキーだと思っている。けれど、きょう近所のPTA仲間と話していたら、息子も夫も私も大好きな先生の評価がめちゃくちゃ低いのだ。彼女の回りでは、そういう評価をする人が多いらしい。

もちろん人間なんて相性もあるし、立場が違えば見方も変わるものだけど。思えば、その先生は「型破り」なタイプだから、支持者が多い分、敵もいるのだろうと思う。「出る杭」として打たれ続け、それでも実績を積んできたからこそ、今のポジションや評価があるのだろうし、少々の批判なんて気にしてないだろう。

ホント言うと、私はまだその先生と個人的にお話したことがない頃、偶然に複数の人から「すっごくいい先生よ」という絶賛の声を聞き、いぶかしんでいた。でもある日、その先生が子どもたちを指導しているところを見たら、なんだか感動してしまったのだ。どこにどう感動したのか、よくわからないけど、たぶん先生が子どもたちをひとりの人間として見てくれているのがすごく伝わってきたんだと思う。

隣町で若くして教育委員になった女性、東京で活躍している若きカメラマン、夫の知人の高校教師、私が偶然出会った同窓生などから聞いた「あの先生にはお世話になった、素晴らしい先生だ」という声を、今は本当に実感できる。

こんな保守的な田舎では、余計に「出る杭」と見られがちかも知れないけど、出る杭がどんどん伸びて、みんなもそれに引っ張られることを私は秘かに願っている。

報告日(天文教室、そして両親のこと)

きょうはいろんなことを報告する日になったようだ。まずは天文教室で目撃した国際宇宙ステーションとソユーズがあの直後にドッキングしたことを、きょう学校で子どもたちに説明してもらったことを講師の先生に報告。長年、複数の学校で天文教室を開いていらっしゃるようだが、こういうフォローをしてもらえる地域はなかなかないのだと羨ましがられた。

それから、親戚のおばちゃんたちにうちの両親の様子を報告。みんな自分も年をとってる上に、介護が必要な家族がいたりして、互いに心配しつつも簡単に行き来ができないのだ。

どんなに仲がいい夫婦でも、最後まで一緒にいるというのは難しいことなのだなぁと、いまつくづく実感する私だが、年配のおばちゃんたちは既に達観しているようだ。しかも「今は子どもが親の面倒をみなくてはいけない時代じゃない。介護が必要なら、プロの人にお願いしなさい。あんたは子どもがいるんだから、子どもを第一に、無理しないように」などと母の姉に当る伯母からアドバイスされた。手はかけなくてもいいから、愛情だけかけなさい…と別の人からも言われたところだ。

きょう息子がベッドに入りながらつぶやいていた。
「困ったな、ばあちゃんは入院中だから、前みたいに毎日電話できないね。僕の声を聞くと元気になるってお母さんが言ってたでしょ。」
そう、耳が遠くて、認知症が始まった父の方も、孫の名前だけはしっかり覚えていて(他の家族の名前が出て来なくても!)、孫のことを気にかけているのだ。

息子の誕生が最大の親孝行だったのだから、子育てをおろそかにしないことを自分に言い聞かせた。(もちろん夫も同じく大切に…!)

*セッコク咲いた!
1jun09

PTA総会

うまい具合に休校になれば、家族三人でゆっくり広島に
帰れるかも…という私の目論見はもろくも崩れた。夫の
職場も休校とはいえ、休むのは子どもたちだけ。それに
今夜のPTA総会を部長の私が欠席するわけにはいかない
のだ。

結局、きょうの夜にここを出て、月曜の朝まで広島に
滞在することにした。(仕事の都合をつけてくれた夫に
感謝!)

今年のPTA総会は、先日から保護者の間で話題になって
いた懸案事項について質問が出るだろう…と、私の回り
のママ友たちはその一件のために都合をつけて参加して
いた。ところが、質問すると思われていた人が欠席して
いて、さて会がこのまま終わるか…という時に、ママ友
が「質問して!」という視線を私に送ってきた。

となると私が言うしかないよね!?
で、質問すると、校長先生から真摯な答えが返ってきて、
さらにPTA会長からも熱心な発言があり、その場の保護者
はたぶんかなり安心したと思う。だからと言って問題が
解決したわけではないけれど、少なくとも、みんな同じ
ところに立って、同じ視点を持っていることはわかった
から、学校と保護者が対立することはなさそうだ。それ
を一番恐れていたので、ちゃんと質問してよかった!!
と思っている。ほっ!!

それにしても、夜中の移動は(運転してないのに)きつい。
年ですね。

*夜中の高速。デジカメのフラッシュが壊れてしまった。
22may09

バス停で立ち話

昨日は家にこもっていたのだが、実家のことで電話のやりとり
が何度もあり、午後は突然、近所のママ友が車を買い替えたと
やって来たので、車(マツダ車ユーザがひとり増えた!)を見
に行き、そこでそのまま立ち話。と思ったら、別のママ友が本
を返しに来てくれたので、そのまま三人で立ち話。

途中、地元のおじちゃん、おばちゃんらが何人か行きすぎて、
気がついたらバスのお迎えの時間。バスを待っていたら、整体
師さんが通りがかり、またまたしばしの立ち話。子どもが帰っ
たら、近所のおばさんが犬の散歩に出てきて、立ち話。

延々と立ち話が続く一日だった。

きょうも電話と立ち話が二回ほど。家の中は寒いけど、外はぽ
かぽか暖かいので、立ち話も気持ちがよいのだ。

そして、実家の1階の社長さんのお陰で、父は複数の施設を移動
せずに、一箇所にずっと留まることになった。社長さんの人脈
&人徳のお陰と感謝している。

19may09

隠し事はできない

久々に整体師さんに来ていただいた。もう肩から背中全体が
コリコリ&ガチガチで、「やっぱり時間をあけるとこうなる
のね~」と、いつも通りお喋りをしながらほぐしてもらって
いた。

なぜかきょうは途中で何度も呼び鈴がなり、中断されてばか
り。しまいには近所のおばちゃんが「○○さ~ん(整体師さ
んの名前)、ここにおるんやろ」とやって来て、「ここが終
わったら、うちに来てくれんか?」。ほんとは次の予定があ
ったようだが、おばちゃんの有無を言わせぬ雰囲気に「ちょ
っと短くなるかも知れませんが、行かせてもらいます…」と
こわばる整体師さん。

「ここでは隠し事はできないわねぇ。私の車が停まっている
のを見て、ここに来てるってわかったんだわねぇ」。
その後は、ここでいかに情報がすぐに伝わるかという話に花
を咲かせた。本当の意味での情報公開はされないんだけど、
噂だけはあっという間に広がるのだ。

15may09

井戸端ならぬ川端会議

きょうも快晴。洗濯物を干しまくって、息子を
合唱の練習に送り、私はいつものカフェでひと
り読書を楽しんでいた。

そこにママ友から「近くの公園にいるので、来
ませんか?」とメールが。行ってみると、ママ
友ふたりとおちびちゃんたちが遊んでいた。

川に沿ってゲートボール場と子ども用の公園や
バーベキュー広場が連なる大きな施設。この辺
りは子どもも多く、楽しそうだ。

そこでいつものように井戸端会議を繰り広げた
のだが、きょうの天気と違って、明るい話題が
少なかったかも。懸念事項がひとつずつでも消
えていくよう…みんなで協力せねば。

*桜の花びらが流れて行く~。
18apr09