将来の世代のために

特に忙しいわけでもないのに、このところ、あらゆることが滞っている私。かつては筆まめだったのに、最近では友人への連絡も滅多にしない。特に海外の友人とは疎遠になるばかり。

と思ったら、2年前の夏に娘ふたりと来日したアメリカの友人から、「最近、どうしているの?」とメールがきた。Facebookも殆ど使いこなしていないので、近況報告をまったくしていなかったのだ。彼女はアートが大好きで、美の追求こそが人生というエネルギッシュな女性。学生の頃から、趣味は絵画取引だと言っていたくらい! 自分のジュエリーブランドを立ち上げて成功しているビジネスウーマンでもある。(来日時には、京都駅のみどりの窓口で、Amexのブラックカードなのにチケットが買えず、大騒ぎに。実は慣れない新人スタッフがチケット代を何回かに分けての少額決算を試みたため、不審行動とみなされたと後で判明した。)

世界各地を飛び回っている彼女は、京都の美しさを絶賛し、日本はすばらしいと高く評価していた。実は彼女は自社製品の製造工場を中国に持ち、アジアの中ではいちはやく韓国の販売店から声をかけられ、販売網も開拓していたのだが、来日時には工場の移転を考えていること、韓国にはあまり行きたくないことなどをグチっていた。本当は日本に販売網を持ちたいが、日本市場への参入はなかなか難しいとのことだった。

日本の良さをわかってくれる人、評価してくれる人は世界にたくさんいると思うのだが、なにせ日本人は自己アピールが下手で、かなり損をしていると思う。中国や韓国などは海外で活発にロビー活動をしているのに、日本は官民ともに情報発信が少なすぎるのではないか。しかも、明らかにある意図を持ってロビー活動をしている海外勢力に対して、日本の政府はあまりにも無策だ。

きょうもネットでこんな署名をした。まだまだ人数が足りないようだが、どうか一刻も早く多くの日本人が目覚めますように。手遅れにならないうちに・・・。

とりあえず、私ももうちょっとマメに海外にも情報発信できるようにならなければ。将来の世代のために。

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教職員組合が沖縄で平和行進ってどういうこと?

最近は録画予約している番組以外で、めったにテレビは見ない。(だって、あまりにくだらない番組が多いし、報道も偏向しているし)。ただし、朝は時計がわりに台所からテレビの画面を見たりする。そこで今週、ちょっと疑問に思ったことがある。

その1) 5月15日の沖縄返還の日を前に沖縄で平和行進が行われているというニュース映像を見た。ノボリを持った人たちが列をなして歩いていて、そのノボリには「●●県教職員組合」とか「■■県職員組合」などという文字が見えた(と思う)。平日なのに、なんで他県の公務員が大挙して沖縄で行進してるの?

その2) 今朝の政治討論番組の最後に世論調査の結果が示された。民主党の支持者が約15%しかいないのに、野田政権を支持する人が約30%って、どういうこと? 質問の仕方に工夫があったのかしらん???

視聴者、というか国民をバカにしないでね。

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GWではなく大型連休と言うらしい

ゴールデンウィーク後半でやっと帰省した。明日3日の午後の新幹線しか取れなかったので、直前になってきょうの夜出発に変更。広島止まりの新幹線だったので、特に混みあうこともなく、スムーズだった。

だが・・・ローカル線に乗り換えたら、いつもでは考えられないほどの混みようで、結局、1時間近く立っていた。雨の中の帰省となったので、荷物に加えて傘も持ったまま、じめじめした空気に耐えた。故郷につくと、雨は小降りに。

ところで、「ゴールデンウィーク」はそもそも映画業界の用語なので、NHKでは使わないらしい。確かにニュースでも「大型連休」と言っていた。でもって、民放のニュース画面には「GW」と出ていたけど。

そういえば、「エアコンを消すより、テレビを消す方が節電になる」という話があるけれど、テレビでは一切、そんなこと言わないね。この夏はテレビの輪番制でもやってくれたらいいのに。

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亀田の柿の種

お菓子は控えようと思いつつ、亀田の柿の種を買ってしまった矢先、その亀田製菓が、「辛ラーメン」で知られる韓国の大手食品メーカー・農心グループとの技術供与契約締結を発表というニュースを目にした。えっ、うっそ~、ショック!!!というのが正直な気持ちだ。農心って(今年の最初にもブログで触れたけど)、ロッテ創業者の実弟が作った会社で、かっぱえびせん始め、日本のお菓子のパクリ商品を出しているとこなのだ。亀田製菓の「おばあちゃんのぽたぽた焼き」も、パクっていたらしい。なんで、そんなとこと・・・!?

と単純に悲しんでいたら、亀田のブログはすでに炎上していた。農心って、パクリだけじゃなく、製品への異物混入が頻繁に起こったり(にせかっぱえびせんにネズミの頭部混入など・・・)、放射線処理をした原料が含まれているのに表示しなかったりで、欧州諸国で輸入・販売禁止処分を受けたそうだ。

こういう提携関係って、メリットとデメリットを検討した上で決めるのだろうけど、いったいどういう判断基準だったのかな~。またも買えない、買わない製品が増えてしまったわ。

*先週末、坂本の桜。
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義勇軍進行曲(中国の国歌)

この間から友人・知人のお父様がふたり続けてお亡くなりになった。そしてきょうは別の友人から、家で介護していた義母が突然亡くなったと連絡が入った。季節の変わり目だからだろうか。

ところで昨日の続きで、「君が代斉唱拒否」の問題を考えている。祖国の国歌をなぜここまで忌み嫌う必要があるのか、どうしても私には理解できない。(忌み嫌ってはいけないと言いいたいのではない。そういう人の立場で考えてみようと思っても、その心情がわからないのです。)

私は一年ほど、中国の大学に留学したことがある。その間、大学内の留学生寮に暮らしたのだが、毎朝、スピーカーから「義勇軍進行曲」(中国の国歌)が大音量で流れていた。否応なしに、毎朝、中国国歌を聞かされたわけだ。人間というのは不思議なもので、毎日、耳にしていたものにはなんとなく愛着がわく。中共が大嫌いなくせに、今でもテレビのニュースで中国国歌がちらっと流れると、つい鼻歌でメロディをうたっている自分に気づく。

無意識に、感覚的に入り込んで染み付いたもの、刷り込まれたものは、なかなか消し去ることはできない。「日の丸・君が代」に反対する勢力は、日本国民の心身に国旗国歌が浸透することを阻止したいのではないか・・・と思うのだが、穿った見方だろうか。つまり、日本国民としてのアイデンティティや自覚を持つことを阻害したいのではないかと思う。

そのような思想を持って行動する国民がいてもいいと思う。けれど、公立学校の先生が職場でそのような思想を表明する行為をしてもいいのだろうか。内戦でもしているような国ならばあり得るかも知れないけれど。

国旗国歌に反対して、いったい誰が得をするのか。どう考えても、日本という国家を潰したい(というか弱体化させたい)勢力の思うツボではないかと思うのだけど。日本は一見、平和な国だけど、よ~く考えると、背筋が凍るような怖いことがここ何十年、ずっと水面下で進行しているのだと思う。

*きょうも息子は弁当を持って塾に行った。ご苦労さん。
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同期の桜

大阪では卒業式での君が代斉唱が問題になっていたが、「日の丸・君が代」に反対する動きは、いつ頃から始まったのだろうかと常々、疑問に思っている。私が子供の頃は、祝日には多くの家の玄関に日の丸が掲げられたし、小学校でも国旗掲揚や国歌斉唱は普通に行われていた。昭和天皇や今上天皇のご成婚時の写真を飾っている家も多かった。

私が小学校に入った頃、我が家は父が勤めていた会社に住み込んでいた。あるとき、事務所のお姉さんが、会社の前の国道を皇族の方が通過されると聞いてきて、みんなで日の丸の小旗を作り、沿道に立ったことを覚えている。ミュンヘン・オリンピックの際も、テレビの前で自作の日の丸を振りながら日本を応援したものだ。

父の会社に住み込む前は、古いボロ家で伯父と一緒に暮らしていた。伯父がたまに部屋でかけるレコードは、水前寺清子か軍歌だった。当時は懐メロ番組で軍歌が歌われたし、戦争ドラマでは必ず「同期の桜」が流れたものだ。宴会でも、おじさんたちが肩を組んで、「同期の桜」を歌っていた。秋祭りでは、神社の石段の脇に傷痍軍人さんがひざまずいていたし、私が育った海上自衛隊の町では、水兵さんの姿をよく見かけたものだ。

日の丸や君が代に嫌悪感を示す人がいるということを、その頃の私は知らなかった。だが、いつのまにか日の丸を掲げる家は少なくなり、軍歌を耳にすることもなくなり、やがて君が代斉唱を拒否する学校の先生がいることをニュースで知ることとなった。それもごく一部の先生の話なのだろうと思っていたが、わが子が小学校に入ると、実際に君が代斉唱を拒否した先生がいた。それも20代の若い先生だったので、びっくりした。さらには、子供の友達のお母さんが、学校で君が代を聞いたことも習ったこともないため、いまだに歌えないと言うので驚愕した。

日本は自由な国だから、どんな思想の人がいても構わない。けれど、「日の丸・君が代」は軍国主義や侵略、抑圧の象徴だから反対だという運動(?)が、敗戦直後ではなく、戦中派が社会の中心から消えた頃から起こったように思えるのが私には解せないのだ。戦争を知らない世代で、君が代を歌うことに多大な苦痛を感じる人がいるとしたら、かなりの洗脳を受けてるんじゃないかと思ってしまう。たとえ本当に苦痛だとしても、だから歌うことを拒否するのも理解できない。逆に、苦痛をおしてでも歌うことで、戦争犠牲者に思いを馳せ、戦争があったことを忘れないようにするべきだと思うから。

日本は自由な国なのに、いつの間にか世の中(テレビ)から軍歌が消えたのも不思議な気がする。需要がなくなれば消えても仕方がないのだろうか。私自身、軍歌は好きではなかったけれど、今になって部屋でひとりレコードを聞いていた伯父の姿を思い出し、どんな歌を聞いていたのだろうと考える。

ふと「同期の桜」をYouTubeで検索したら、ちゃんと映像つきの歌があった。こんな歌詞だったのか・・・と、聞きながら胸が熱くなった。当時の映像を見ていたら、最後には涙が出てきた。この歌を今の若い人たちは、まったく知らないのだろうか? これをYouTubeにアップして下さったのは、台湾の方らしい。日本人が忘れてはいけない歌だと思う。よかったら、YouTubeで検索して見て下さい。

今年もそろそろ桜の季節だ。

*今朝は雨のあとに虹が出た!
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花王不買運動

学級閉鎖のお陰で、息子は昨日ゆったりと休息の時間をとって夕方から塾に行った。そして先日のテストの結果を持ち帰った。なんと点数は過去最低だったのに、偏差値(順位)は過去最高。ラストチャンスを活かして、ぎりぎりセーフで希望のコースに入れる見込み。そのコースの最底辺レベルにぎりぎりもぐりこんだわけだが、「お前はやっぱり運がいい! ラストチャンスをモノにした!」と一生懸命もちあげておいた。本人も意外だったようだ。(そりゃ、点数が低いと素直に喜べないよね。)

ところで、きょう、久しぶりに洗剤を買おうと近くのスーパーに行ったら、ワゴンに花王の製品がてんこ盛りでセールをしているではないか。私は半年ほど前から花王製品を買うのをやめたので、他社の製品を必死で探した。「なんで、こんなに花王を推してるの?」と思ってよく見ると、値段がかなり安い。もしかして売れ残り品を値下げしてるってこと? 

夕方、ポストに花王のメリットの広告が入っていた。金曜日はいつもチラシが大量に入るのだが、一社の一製品(しかも日用品)のりっぱなチラシが入るのは初めてのこと。この間、花王の株価下落の記事も見かけたし、やはり不買運動が効いているのだろうか? 値段下げてセールを打たなくてはいけないほど、売り上げが落ちてるってこと!?

そうだとしたら、ひとりひとりが行動を変えることにも大きな意味があるのかも。ちなみに、サントリー贔屓だった夫は、HPでの「東海」表記事件があってから、一切、サントリー製品を買わなくなった。私も小さな抵抗かも知れないが、ポリシーをもって買い物をするつもりだ。

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TPP反対派の急先鋒

DSC03935 おとといも書いたけど、この頃はどの情報が正しくて、何が正義なのだろうと考え込むことが多々ある。だが、仕事の合間の気晴らしに、文字を読むよりはとYouTubeやニコ動を見ている中で遭遇した京大の中野剛志先生の演説で、ちょっと心のもやが晴れた。なるほど、そういう見方もあるのか!という気づきと、社会的な問題についての判断基準は、この国のためになるのか、ならないのかという一点におけばいいのだという納得を得て、久々に満足した。

この中野先生、前に『宮崎哲弥のトーキングヘッズ』で観たときには、ごく普通の方に見えたのだが、ネットの動画を見ると、過激なことを言ったり、お茶目なこと言ったりと、キャラがまったく違ってビックリ。TPP反対派の急先鋒と紹介され、開口一番「急先鋒でーす!」と言ってみたり、なかなか面白い。一見、弱弱しそうなのに、ものすごく覚悟を決めている方なのだろう。(そもそも昨秋、フジテレビの『とくダネ!』に生出演した際にブチギレたことで話題になったらしい。)

中野先生が所属する藤井研究室の藤井聡教授も、これまた面白い。この方を初めて見たのは、震災後の国会で公述人として『日本復興計画』を述べられたとき。思わず背筋を伸ばして聞き入ってしまった。現在の日本に、それも大学教授で、こんな気骨のある人がいるんだと感動した。しかしネットの動画を見ると、藤井先生も単なるおもろいおっちゃんやないか! だけど、とてつもなく熱い男であることは確か。

実は中野先生の本も買っているのだが、生トークの方が面白くて、ついつい動画を見てしまう。これが最近の私の気晴らし。いや、深い思索の時間となっている。

*ほかにもいろいろあるけど、とりあえず・・・。

国語力

今朝起きると、雪が15センチくらい(?)積もっていた。この街に引っ越して以来、最大の積雪かも。とはいえ、山の集落にいた頃に比べたら、かわいいもんだ。雪かきしなくても、すぐに解けてくれそう。

実際、息子はいつものスニーカーのまま、合唱団の練習へと出かけて行った。ただし、電車は行きも帰りもダイヤが乱れていたようだ。山の集落のメンバーも、大雪のせいか、殆どが欠席だったとか。唯一、出席していたのは、一番山奥に暮らす姉妹だったという。さすが、あそこのお母さんは根性あるのだ。彼女の家から街の練習場まで、今朝は11台の車が立ち往生していたらしい。

私は雪かきもせず、家の中で雪景色を眺めながら、読書をしたりして・・・なんだか申し訳ない気分。きょう読んだのは、教育関係の本。著者は、受験や塾の話から、具体的な勉強の仕方、果ては子育ての極意など、多数の著作がある。私もずっと前に一冊、読んだことがあり、その視点がけっこう新鮮で面白かったことを覚えていたので、その方の最新作をつい手にとったのだ。今回は、日本の教育がどうしてダメになったのか・・・という大テーマ。そもそもはGHQが日本の国力を落とすために作った教育プログラムのせいで、国語力が低下したことを著者は何度も指摘し、嘆いていた。著者の考えのすべてに共感したわけではないが、基本的な主張はもっともなことだと理解できた。けれど、けれど、この本、もっとも根本的なところで説得力に欠けていた。あくまで私の主観だけど、国語教育のプロと自負する著者の国語力に疑問を感じたのだ。文章力については私も他人のことは言えないので、批判はしない。でも、「文法的に、どう考えてもおかしいでしょ」という言い回しがあるのだ。

GHQの政策が奏功していることを、著者が身をもって示しているということか!?

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薬害エイズ事件

2月7日のブログで、薬害エイズ事件をテーマにした小林よしのり氏の『ゴーマニズム宣言 脱正義論』を紹介した。この運動の中で、小林氏は帝京大学の安部英医師を極悪人のように描いていた。小林氏だけでなく、ほぼすべてのマスコミはずっと安部医師がA級戦犯であるかのように報じていた。今でもこの認識のままでいる人が多いのではないか。

実は薬害エイズ事件に関する書籍で、私が『ゴー宣』よりだいぶ前に入手していたものがある。それが『安部英医師 薬害エイズ事件の真実 誤った責任追及の構図』(武藤春光、弘中惇一郎 編著)だ。非加熱製剤でエイズに感染した血友病患者(一名)がその後、死亡したことについて業務上過失致死罪で起訴された安部医師は、裁判で無罪となった。この本は、安部医師の弁護団と当時、厚生省の生物製剤課長だった郡司氏、ミドリ十字の元社員の岡本氏が執筆している。

当時、上っ面の報道しか見ていなかった私は、なんとなくだが「医師や厚生省のお役人や製薬会社の癒着や怠慢が原因でこういう悲劇が起こったに違いない。許せんことだ」と思っていた。その後、何年もたってからNHKで川田龍平氏と郡司氏の対談番組を見たときも、最後まで謝罪しなかった郡司氏を見て、憤りを感じたことを覚えている。

ところが、何かの拍子でネットでたまたまこの本のことを目にして、もしかして私はまたもマスコミに騙されていたのかも・・・と思い、すぐにこの本を入手したのだ。なのに、ずっと未読のままだったのは、私にとって読みにくい本だったからだ。横書きの上に、弁護士さんの文章だからなのか、やたらと句点が多い。事件の全容を解明するためとはいえ、同じ内容が何度も出てくる。とは言え、いったん読み始めれば、すんなり読み終えることができたのだけど。

結局、私は購入時期とは逆に、『ゴー宣』読了後にこの本を読んだ。被告の弁護士が書いたのだから、被告を擁護するのは当たり前だが、それを差し引いても、薬害エイズという悲劇が引き起こされた構造的問題、そしていびつな犯人探しと過剰な糾弾という大きくて深い問題を目の前に突きつけられた。当時の厚生大臣だった菅氏のパフォーマンスや、マスコミの過剰な個人バッシング、その背景にあった盛り上がる市民運動、そしてそんな世論におもねるかのように最初から出来上がっている台本通りに話を進める検察・・・。齋藤健氏の『転落の歴史に何を見るか』を読んだ後だけに、この国は何度、同じことをしているのだろうか・・・と寒々とした気持ちになった。いや、本当に恐ろしくなった。

だって、いまだに「薬害エイズ事件」の真実は広く知られていないと思うから。(弁護団の話が全面的に正しいとは言わないけれど、少なくとも、マスコミ報道を受け入れてきた人は、弁護団の話も聞いてみるべきだと思う。)今思えば、あのNHKの対談番組で自分の責任は認めながらも、最後まで謝罪しなかった郡司氏(元厚生省)はすごいと思う。あれだって、番組の意図に沿って編集されていたのだろうけれど。

つい先日も、息子から「お母さん、『騒音おばさんの真実』って知ってる?」と聞かれたばかり。何事も一面的に見てはいけないのだと、つくづく思う。

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