借家の不満

新興住宅地の新築の家を借りて約2年になる。ここの住民は、マイホームを建てて移り住んできた人が殆どで、皆さん、りっぱできれいなお家に住んでいらっしゃる。戸建ての賃貸物件は殆どなく、まして新築となるとまずお目にかかれない。なので大抵の人は、我が家が賃貸だとは思っていない(ようだ)。

確かに新築はきれいだし、この物件をみつけたのは超ラッキーだったと思っている。それでもやはり賃貸は賃貸。見た目はきれいでも、安普請なのだ。もし自分が住む家を建てるなら、「ここはもうちょっと丈夫に」とか、「この材料はもうちょっといいものを」とか、「これはもうちょっとグレードアップして」とか悩むのだろうと想像するのだが、我が家は恐らくメーカーが提示した一番安い規格の家ではないかと思うのだ。自分の家だったら、トイレや洗面所に棚のひとつくらいは作るんじゃない?

建築価格を下げるためだろうが、建物面積も狭い。この辺りはきちんと区画整理されていて、どの家の敷地もほぼ同じくらいの広さなのだが、我が家は駐車スペースと庭(といっても単なる更地)が広くとってある分、建物は小さい。うちは3人家族なので、コンパクトな家の方が都合がいいし、間取りもこれで満足。じゃあ何が不満なのかと言えば、玄関や洗面所やトイレといったスペースが狭いことなのだ。自分が住む家だったら、このあたりはもうちょっとゆったり作るのではないだろうか。なんだか「削れるところは削りました」って感じがするのだ。

いえね、この間から痛い目にあっているんです。脱衣場も兼ねる洗面所で、思い切り服を脱いだら、その勢いで腕をバーンと壁に打ちつけ、「あいたたたた・・・」。トイレに入ったときも、床のゴミをみつけて拾って立ち上がろうとしたら、頭をドアのノブにゴーンと打ちつけ、「いた~い!!!」。要は、狭すぎるんです。

もしかして、私が太すぎるのかも知れないけど。いまだに、この家のサイズに慣れてない私がいけないのかも知れないけど。ついでに、冬の間、インターホンから冷たい隙間風が流れてくるのも、どうよ!?

とか言いながら、本当に自分が家を新築するとなったら、予算の都合で結局、もっと小さなちゃちな家になるのかも。借りてる家だから、のんきに文句が言えるのかも知れません。

*広島で食べた宅配のお好み焼き。青のりと割り箸が入ってなかったけど、バイト初日って感じの爽やかなお兄さんだったので、許す!
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