過疎地の文化祭

文化の日。
今年も山の集落の文化祭で、息子の合唱団がミニコンサートを開いた。山の集落のみんなと再会し、久しぶりにママ友たちとお喋りできた。隣町から参加したハンドベルのグループの中には、かつての山の学校の保健室の先生がいらして、これまた驚きの懐かしい再会だった。息子を見て先生は、「まあ、○○ちゃん! 大きくなって。もう中学生?」と名前を呼んでくださった。「いえ、5年生です」と答えると、またびっくりされていた。

山の集落では保・小・中が一箇所にあった。私が保育園に息子を迎えに行くと、保健室の先生が玄関前のベンチに座って息子に絵本を読んでくださっていることがたびたびあった。小学校に入ってからも、息子は保健の先生のお話をよく聞いて、歯磨きや手洗いもきちんとやっていた。息子が健康に育っているのも、息子がなついていた保健の先生の教えのお陰かも知れない。その後、先生は定年となり学校を去って行かれたのだが、きょう何年かぶりに再会した先生は、とっても若々しく、健康そうだった。

コンサートのあとは、ママ友とお茶会に参加したり、作品展を見て、地元産品を買ったりして、大急ぎでお昼すぎに帰宅。きょう中に、また住民運動のチラシを配るためだ。昨日の友人が「手伝ってあげるよ」と言ってくれたため、今回はだいぶ楽だったけど、それでも気が付くと辺りは暗くなっていた。ああ、山の集落とは別世界だわ。

*久々に山の家に戻ったら、辺りはすっかり秋の景色だった。
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