こんまりさん

DSC03716家事全般が苦手な私は、片付けももちろん苦手である。昨日訪ねた友人は、さすがアーティストだけあって、昔から洋風だろうが和風だろうが、いつもセンスのいいレイアウトのアトリエ空間を作っている。モノがあっても雑然とした感じがなくて、妙に落ち着く。それから、私が尊敬する親戚の算命学の先生のお宅も美しい。といっても、東京在住なので、数えるほどしか訪ねたことはないのだが、いつもモデルルームかと思うような完璧なお部屋なのだ。ただし、息子が幼い頃、テーブルの下を勝手に這いずり回り、先生が足置きに使っていた美しい箱を開け、そこからポケットティッシュなどを取り出して冷や汗をかいたことがある。実を言うと、この方も街頭でもらうポケットティッシュをこうやって溜めていたのだわ・・・と、私としては嬉しくなったのだけど。さらにこの日、もうひとつ感動したのは、食事をはさんで長居してしまった私が二度目のトイレに入ったとき。トイレのタオルがいつのまにか、新しいものに替えられていたのだ。う~、なんという心配り! それ以来、私もこの先生のような暮らし方をしたいと思っているのだが、道は遠い。なんせ、年末の大掃除すら、仕事だなんだと言い訳をして、まだ殆ど手付かずなのだから。

んで、きょうのお昼、テレビをつけてチャンネルを替えていたら、「こんまり」さんという可愛い女性が片付けの仕方を指南していた。近藤麻里恵さんといって、部屋の片付けについての本がいま売れに売れているのだそうだ。そういえば、本屋で見たことあるかも。で、この方の話が非常にわかりやすくて、説得力があって、私は思わずリモコンを手にしたまま、聞き入ってしまった。彼女の魔法にかかったのか、私もこの本買って、思いっきり片付けてみようかな~なんて思ってる。(ああ、単純!)

そういえば、かつての夫の上司宅は、いつ訪ねてもテーブルの上に無駄なものもなく、完璧にきれいだった。聞くところによれば、そこの奥様はとにかくどんどんモノを捨てていらしたそうだ。やはり、部屋をきれいにするには、モノを減らすしかないのだわ~。

人生がときめく片づけの魔法
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*息子の冬休みの宿題は味噌汁作り。今回は私は台所に入らず、息子は父親の助言(?)を頼りに自力で作った。その結果、味噌の量を間違えて、ちょっと薄かったけど、でも美味しかったよ。
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