偶然出会う(そしてお小遣いをもらう)

DSC03774夫がいまの部署に異動になってから、休日がほぼカレンダー通りとなった。それまでは平日しか休みがなく、特に大晦日はたいてい泊りがけで家にいなかった。子供が小学生のこの時期に、子供と休日が同じ生活になったことを嬉しく思っていたのだが、今年は息子の塾のせいで広島への里帰りは今夜出発となった。塾帰りの息子と京都駅で合流して、そのまま新幹線で帰るのだ。

先に荷物を広島に送り、身軽となった私と夫はちょっと早めに京都駅に来て、本屋などを散策。パン屋カフェで休憩してから、新幹線で食べるお弁当を買いに行こうと歩き始めたら、誰かが夫の腕をひっぱっている。次の瞬間、年配のご婦人と夫が顔を見合わせ、互いに驚いている。どうやら夫の修行時代を知る方のようだ。積もる話もあるだろうと、私はふたりを置いて先を急いだ。

息子を迎えに行き、その後、夫と合流したら、「こんな偶然もあるのだなぁ」と驚いていた。先ほどのご婦人としばらく、お話したらしい。でもって、帰り際にお小遣いまで下さったのだと。実は私、きょうはちょっと奮発して豪華なお弁当を買ったのだが、まるでそれを見越したかのような振る舞いだ。おかげで通勤列車かと思うほど混みこみの年末の新幹線で、さっきのおば様のおごりと思って、高級弁当をありがたく頂戴した。

*温かいお弁当はいいね!
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*こちらはイギリス人の友人の手作りクリスマスケーキ。ドライフルーツやナッツがぎっしり。
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