Martin FryとTony Hadley(なんて知らない?)

なにを思ったか、昨晩ネットでマーティン・フライを検索した。80年代にABCというバンドで一世を風靡したシンガーだ。するとビックリ、なんと二月からABCトニー・ハドリーとツアーをするそうな! まだ活動していたんだ、しかも同じく私が大好きだったシンガー、トニー・ハドリーと。

くだらない話だけど…と、このことを大学時代の友人に早速メールした。今朝、彼女から「くだらなくない話だよ」と返事がきた。
思えば、彼女と出会ったのは、渋谷のパルコの前。マーティン・フライの公開トークショウがあるというので、私は朝早くから友人と一緒に整理券を取りに行った。実はそんな早くに行かなくても、余裕で入場できたんだけどね。で、私たち以外に並んでいた<のが、彼女とその友達。ふと見たら、彼女が私の大学の手帳を持っていたので、話かけてみたら、同じ大学の同学年であることが判明。しかも、彼女はかつて、私の実家の近くに住んだことがあるという。たぶん、高校時代は同じ電車で通学していたらしいとわかり、話がはずみ、今に至る…というわけ。 彼女に限らず、人の出会い、縁というのは不思議なものだ。ちなみに、このトークショウで私はマーティン・フライに手紙とプレゼントを渡した。しばらくして、マーティンから返事がきた。私の日記風の手紙のことを「masterpiece」だ!と言ってくれた。<そして、自分が最近見た映画やライヴの感想や近況などを綴り、「put pen to paper soooon!」と結んであった。そのあと、ピクチャーシングルも送られてきた。いい人だなあ…と感動した。

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ミーハーな私は、トニー・ハドリーの握手会にも行った。正確にはスパンダー・バレエの握手会。確か場所は池袋西武。ニューアルバムの予約をすれば、入場券がもらえたんだっけ? マーティン・ケンプのファンだったはずの私だが、実物を見て、すっかりトニーの虜に! 全員、丁寧に握手してくれたけど、トニーはあの2メートル近い長身を折り曲げて、握手しながら「Thank you」と頬刷りしてくれたのだ。夢見心地とはこういうことか…と思ったのを記憶している。マジで雲の上を歩いている気分だった!

その後、マーティン・フライは癌になったとか、トニー・ハドリーはフランスの僧院に入ったとか、そんな噂を耳にしたけど、ふたりとも元気に活動していたんだな~と感慨深い。(どちらも、すんごい二重あごになってるが。ま、人のこと言えないわね。)
皇太子妃雅子様がまだ独身だった頃、愛車にスパンダー・バレエのカセットが置いてあるのを、写真週刊誌で見たことがある。もしかして、トニーのファンだったのかも知れない雅子様にも、教えてあげたいなあ、ツアーのニュース。

久々にミーハー気分に浸って犬の散歩していたら、いきなり目の前の木に猿がいて、ビックリ。ほんとは猿の方がビックリしていたみたいだけど。

“Martin FryとTony Hadley(なんて知らない?)” への3件の返信

  1. う~~っ 知らない!
    ABC・・・?  BCRなら知ってんだけど・・
    中2の頃からファンでした。
    タータンチェックのマフラーや小物を集めたりしてた。
    あ~~あれは遠~~い昔・・・

  2. BCR、私も中二からファンでした。
    スコットランドに行ってWoodyのご両親に
    会ったことも。なんというミーハー。
    ABCは殆ど一発屋だったから、マイナーかも。

  3. きゃ~~!! Woody!!
    私もです!! Woody 【命】 でした。
    最近、昔を思い出してローラーズのベスト・アルバムのCDを買いました。
    我が家の冷たい視線を無視して、一緒に大声で歌ってます。
    たまに、長男がこの曲いい!とかいって聞いてたりもするよ。
    しかし・・厚子さん! すごいっすねぇ!!
    スコットランドですか!? 厚子さんの真似はできない・・・
      残念!!

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