行方不明の財布は…

息子は熱が下がりきらず、きょうもお休み。今まで殆ど病気をしたことがなかったので、自分でも珍しいことだと思っているようだ。とりあえず、インフルエンザではなかったので私自身はほっとしている。知らない間に広島の父にうつしていたら…と心配していたのだ。

日曜に老人ホームを訪ねたとき、父が私たち三人を前に何か話そうと口をもごもごしていたので(言葉がすぐに出てこないことが多いのだ)、いったい何を話してくれるのかとじ~っと待っていたら、やっと出てきたのはゲップだった。私たち三人は大爆笑。つられて父も大笑い。その話をきょうも息子と思い出し、またひとしきり笑ってしまった。

ところで、この間から探していた息子の新しい財布が、やっときょうみつかった。作ったばかりのICOCAも入っているので、早くみつけろと息子をせっつき、「どうして大事なものを、ちゃんとしまっておけないの!?」などと叱責してしまった私。きょうも「自分の部屋を探したけどみつからなかった」と言うので、1階の納戸に紛れてないか開けてみたら、入っていた! よく考えたら、私が先日、購入した壁掛け式の収納ポケットに息子の財布をおさめていたのだ。それをすっかり忘れていたとは!

予想だにしなかった展開に、呆れて笑うしかなかったのだが、そんな私を見て呆れる息子と夫。父のこと、ボケてるなんて言えないわ。叱られた息子には可愛そうなことをしたものだ。いやはや、失礼しました。

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