住民運動への疑問

住民運動を通して、地域にたくさんの知り合いができた。その中でも、息子の同級生のお母さん方とは共通の話題があったせいか、けっこう仲良くなった。実際に会って話す機会はそれほどないけど、メールをわりと頻繁にやりとりする人が何人かいる。時にはメールで真面目な深い話にもなる。

私よりも熱心に住民運動に頑張ってきたママ友も、このところ、疑問を抱いているようだ。私たち、何のためにここまで頑張ってきたのかと。本来の目的と違う方向とは言わないまでも、最初に想像もしていなかった展開となり、思わぬ方向や範囲へと運動が広がっていき、結局終わりが見えない・・・。それで不安に駆られつつ、もうそろそろ普通の生活を取り戻したいと願っている。

私もその気持ち、よくわかる。というか、実際、私はすでに普通の生活に戻っているのだが。人間って、だんだんと状況に慣らされてくるのだろう。これよりももっと重大な問題がいろいろあるじゃないかと、今では思える。個人的には、この問題のお陰でいろんなことに気づくことができて、よかったと思っている。それに、もともと繋がりの薄かったこの地域の住民が、改めて自分たちの町について考えるいい機会になった。その証拠に、自治会活動の見直しが始まっている。

深夜までメールのやりとりをしながら疑問を共有できるママ友ができたのも、嬉しいことなのだ!!!

*実家近くで。
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