東京の蕎麦屋

滅多にないことだが、夫はきょう日帰りで東京出張だった。お昼に東京駅に着き、2時からの会議に出るとのこと。そこで、乗り換え駅の近くの蕎麦屋で昼食をとることを勧めた。友人がつい最近、そこで働き始めたからだ。ちょっと高級で、しょっちゅう有名人がやって来る店なのだという。ただし、友人はまだ見習いなので、気軽に声をかけてはいけないと夫には釘を刺しておいた。

んで、夫は実際にその店に行ってくれた。さすが東京の有名店だけあって、行列までは出来ていないが、ひっきりなしに客が出入りして、とにかく人が多かったそうだ。「いらっしゃいませ~」などの声かけも独特で、お店の真ん中に陣取った若女将と番頭さん(?)のふたりに、客も従業員も監視されているような雰囲気で、長居することはもちろん、なかなかリラックスも出来なかったという。そして結局、私の友人がどこにいたのかもわからずじまい。

あとで友人から話を聞くと、東京でもかなり特異なお店らしいのだが、関西ではあり得ないお店かも知れない。私も昔、東京に暮らしていたなんて・・・今となっては信じられない。

*息子から、「弁当は軽くていいから!」としつこく言われる、きょうこの頃。
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