若い世代が潰される

合唱の待ち時間に、ママ友と井戸端会議…いや、正確には湖端!? きょうは久々にふたりきりでじっくり喋ったら、しばらくここに腰を据えて暮らすつもりだった友人に、心境の変化が見られた。

ここを気に入って外から移住してきた若い世代が、この地域を何とかしようとがんばって、でも地元民にそれを阻まれ、やがて子供の成長と共にここを去っていく…というパターンが、ここ何十年か続いている。私たちの世代も、子供たちの成長と共に去って行く人が大半となるだろう。出るに出られない地元の若手は、裏切られた気持ちになるだろうが、出て行く方にしても、この地域のために自らと、自らの子供の将来をこれ以上犠牲にはできないという思いがある。それだけこの地域のためにがんばっても、次世代を担う子供たちがここに留まったら、潰されていくのがわかっているから。(今のままでは。)

これがこの地域だけじゃなく、日本全体の問題とならないよう、祈るばかり。

ママ友とふたり、帰り道に合唱に出席できなかった別のママ友宅に立ち寄って、今度は延々と川端会議(!?)。ついついお喋りが長くなってしまう(地域や自分たちの今後のことで)。子供たちは子供たちで、そこら辺を走り回って遊んでる。

今後それぞれの道を歩んでバラバラになろうとも、この友達関係は親子ともども続いていくといいな…と思う。

ところで、宮崎の口蹄疫問題で大臣と知事の対立がテレビで報じられているが、「そのまんま日記」という知事のブログを読むと、テレビ報道はほんの一面しか伝えていないことがよくわかる。過疎地から見ていると、他人事とは思えない。

*いつもの湖畔カフェ。 
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