学校の裏事情

ひょんなことで仲良くなった方が、なぜかうちの
学校の事情に詳しい方で、前から会おうねと話し
ていたのだが、突然、きょう会うことになった。

積もり積もった話で盛り上がって、時間を忘れる
ほどだったが、あまりにたくさんのことを聞いて
私の頭の中はぐちゃぐちゃだ。

現在の学校のゴタゴタの背景が少し見えてはきた
が、それぞれの立場によって物事の捉え方も変わ
ってくるし、人にはいろんな面があるし、なかな
か一筋縄ではいかないのだ。

ともかく、不思議な縁でよい友人ができたことは
嬉しいことだ。またこっそり(?)会いましょう!

*隠れ家的なカフェ(京都)
DSC00290

PTA役員会、大紛糾!

きょうは二学期最初のPTA役員会だった。小中の保護者間の
ギャップを感じていたところだが、今夜は1学期に発生した
問題の事後処理について、厳しい追及があった。数人の役員
さんと学校側との応酬を見ていたら、両者の感情がこじれて
もう修復不可能な雰囲気。なんだか大事になっているではな
いか。

これまでの詳しい経緯を知らないため、黙って聞くしかなか
ったのだが、私以外のメンバーもあの勢いに引いていたよう
で、帰り道に「お互いに歩み寄らないと解決しないのにねぇ」
とぼそぼそ話した。なるほど、ギャップがあるのは、ごく一部
の保護者だけなのか…とほっとしたものの、ここまでこじれ
たこの状況、今後どうなるのかしら!?

インフルエンザも隣の学校まで迫ってきているようだし、懸
案事項がまた増えた。

DSC00288

子供ひとりに複数のスクールガード!

私が実家にいたために、夏休み最後の登校日にひとりで
帰宅していた息子を見かけ、心配してくださった裏のお
ばちゃんが、「急に留守をすることになったら、代わり
に迎えに行くから声をかけて」と言いに来てくださった
のだが、近所の方々にも声をかけてくださったようで、
昨日は帰りのバスのお迎えにふたりのおばちゃんが来て
くださった。わが集落でバスを降りるのは、うちの子ひ
とりなのに。結局、私を入れて大人3人で息子を出迎え。

それ以外にも、裏のおばちゃんは野菜だの何だのと、う
ちにやって来る。一度に持ってくればいいものを、何度
かに分けて持ってくる。いただくばかりでは申し訳ない
ので、こちらも何か持っていく。するとまた、なんだか
んだとお喋りする。
要は、おばちゃん、人恋しいのだ。夏の間、うちも留守
だったし、人の気配がしなくて寂しかったのかも。普段
はうるさいおばちゃんと思っていたけど、うちの母と同
年代で、大きな家でひとり暮らしをしているのだから、
りっぱなものだ。

きょうの夕方は、息子も私も眠くてたまらず、昼寝をし
ていたのだが、またもおばちゃんに起こされてしまった。
蔓で編んだ鍋敷きを持って来てくれたのだ。うるさいお
ばちゃんほど、ありがたいのだ。

*きょうはやけにトンビが近づいてくる一日だった。
DSC00286

料理が苦じゃない!

夏の間、実家で忙しくしていたつもりだが、
なんと体重は減るどころか増えていた。し
かも、かなり…。体重計に乗る習慣がなく
なると、こんなことになるのかと絶句。
恐らく、外食やコンビニ弁当が増えたこと
が原因か。

こちらに戻ってからは外食も殆どせず、以
前の食生活に戻ったのだが、体重に変化は
見えず…。悲しい!

だが変化したこともある。それは決して得
意ではない料理を面倒だと感じなくなって
いること。夏の間、夫と離れ離れの時期が
あったせいか、このところ、夫のお弁当も
夕飯も前より真剣に作っているのだ。(だ
からと言って、豪華な内容になっているわ
けではないのだが…)

生活の基本は家庭、そして食生活と肝に銘
じて、体重をこれ以上増やさないようにし
たいっ!!!

DSC00285

過疎地の世代間ギャップ

少子高齢化の最先端をいく過疎地に暮らすと、
お年寄りと若者との世代間の壁を感じること
は多い。それから地元民とよそ者の間の溝も。

その中で、敷地を同じくする保育園、小・中
学校の保護者は一応、地域の「若手たち」と
いうことで、地元民かよそ者かは関係なく同
じ問題意識を共有していると思っていた。

ところが、このところ感じるのは中学校と小
学校の保護者の意識の違い。子どもの年齢が
違うと親の交流も少ないため、普段から話を
する機会も滅多にないのだが、学校に対する
評価や思いがかなり違うようだ。

この夏休みには、学校でちょっとした問題が
起こり、それをきっかけに中学生の保護者が
たまっていた不満を爆発させ(?)、学校で
謝罪説明会が開かれたほど。私は広島にいた
ので夫が出席したのだが、小学生の保護者は
事情もよくわからず説明会に行って驚いてい
る様子だったらしい。

2学期になって、その問題への対応策として学
校側が新たに規則を作成し、その書類をチェ
ックしてほしいと学校から夫に連絡があった。
PTAのチェックをお願いしたら、それはうち
の夫に頼むよう、役員さんが指示したらしい。
夫がその分野に詳しいと思われたようなのだ
が、それにしてもPTAの役員である中学生の
保護者からはなんの連絡もない。

学校に文句は言うけど、その後の面倒くさい
ことは他人任せ…ということなのか。それと
も、そういう仕事は若手にやらせればいい、
という感覚なのか!?

PTAの行事についても、中学生の保護者が仕
切ってしまい、保育園や小学校の保護者の意
見はなかなか吸い上げてもらえない…と、先日
も若手のママさんたちがぼやいていた。

一丸と思っていた「若手グループ」の間にこ
そ、断絶があったのかも。「地域のために」と
いう思いだけは共通していると思いたかったけ
ど、年数を経てくると現実が見えて余裕がなく
なってくるのかなあ。
いや、それは私も一緒かも。

DSC00276

久々の井戸端会議

今朝は息子とその同級生たちを合唱団の練習に
送って行き、待ち時間をママ友たちとカフェで
過ごした。お昼に迎えに行った後は、ショッピ
ングセンターのフードコートにみんなで移動。
きょうの午後は、地域の文化センターでの催し
で合唱団が歌うことになっているのだ。

結局、夕方までママ友たちと一緒に過ごして、
久しぶりに大々的な井戸端会議(?)を楽しめ
た。端から端まで車で15分はかかる細長い過疎
地区で、幸か不幸か、それぞれが別の集落に暮
らしているため、普段はなかなか会う機会がな
い私たち。各家庭の事情はさまざまだが、各集
落の状況はどこも似たようなもの。これから先、
どうなるか、どうするか…みんな真剣に考えて
いる。

新しい自宅&工場を建てようと、土地の造成か
ら夫婦ふたりで取り組んでいる人。地元で就職
したものの、現場でキャリアを積みたいと、敢
えて通勤の大変な街中での就職を試みている人。
お店の改築、拡張に伴い、子育てと仕事の両立
に奔走している人。四番目の子どもさんが春に
保育園に入ったので、調理師免許を取得して、
それを生かしたパートをみつけ、いよいよ来週
から働き始めるという人。みんな目標をもって
家族のためにがんばっているなぁと、その行動
力に脱帽!

私もがんばらなきゃ!!と意欲がわいてきた。

*いつものパン屋カフェ。
DSC00279

過疎地、諦めと希望と。

きょうは別の近所の友人が遊びに来てくれた。
互いの近況を知らせ合い、そしてまた地域の話に。
政治の世界は激変でも、ここは何も変わってないし、
変わりそうな気配もなし。これまでは地域のために
団結して何かしようという思いがあったのに、「こ
の先の展望がないよねぇ。私たちはここから出て行
ける立場だから、簡単にそう言えるのかも知れない
けど」という話に。

その後は、「地域として展望はないけど、個人とし
ては将来に希望をもって進まなくちゃ!」と、今後
の計画などを語り合った。

その最中に、裏のおばちゃんが「野菜あげるわ」と
玄関先にやってきた。「さっき娘がきたから、持た
せようと思ったのに、こんなかさばるものいらんと
帰って行った。私ひとりじゃ食べきれんし」と、大
きな菜っ葉を置いて行ってくれた。

そう、ここのお年寄りたちはひとり暮らしでも、畑
を最大限使って、たくさん野菜を作り、街に暮らす
子どもたちや近所の人たちに配るのだ。だが当のお
じいちゃん、おばあちゃんが病院や施設に入り、草
が生え放題に荒れてしまった家庭菜園がこの集落に
いくつもある。

きれいに手入れされていた時を知っているだけに、
二度と耕されることのないであろう空き地を見ると
寂しくなるが、これが現実。

しっかり前を向いて行かねば。

DSC00275

飲み会、明けて・・・

ご近所の友人一家に誘われて、昨晩は一緒に夕食を食べ
に行き、帰宅後は夜中すぎまで飲み会となった。友人一
家は夏の間がお店の繁忙期のため、殆ど休みもなく働い
たらしい。そして山奥の夏は、静かに過ぎ去ったようだ。
特にニュースも変化もなく、ただ、高齢の住人が次々と
亡くなって、いっそう寂しくなったとのこと。

選挙も終わり、世の中が変化を求めているのに、ここだ
けは何も変わることなく、未来への展望も開けない…。
と、全員で意見が一致。あ~あ。

そんな気分で飲んだのがいけなかったのか、久しぶりの
お酒と夜更かしで、きょうはぼ~っと過ごしてしまった。
夫と息子は一寝入りしたら、しゃきっとしたようなのに。
年を感じる一日でした。

DSC00272

二学期の始まり

きょうから息子は二学期。1学期に新型インフルエンザの
余波で休校になったせいで、8月26日から午前中だけ登校
して授業を受けていたが、始業式はきょう。しかし早速授
業を受けて、給食を食べて帰ってくる。

午前中は、裏のおばちゃんがやって来た。26日からの登校
日にひとりで帰宅する息子を見かけて心配していたらしい。
私が留守なら、近所のおじいさんと相談して、交代で迎え
に行こうと思ってくださっていたようだ。なんともありが
たい近所の方々!!!

息子は笑顔で学校から帰ってきた。学校に行くのが楽しみ
で、友だちに会えたのが、本当に嬉しかったらしい。しか
も今度から金曜日の昼休みに、校長先生と歌の練習をする
ことが決まり、楽しみが増えた!と興奮している。

しあわせいっぱいの笑顔を見て、羨ましくなった。
よかったね。

DSC00273

遠距離介護のあと、久しぶりの我が家

昨晩、家に着いたとき、夫が「家の中が汚いけど、怒らないでね」
とのたまった。「そんなことで怒るわけないだろ~」と怒鳴ったら、
すごく受けていた。「すでに怒ってる!」と。

ああ、木の匂いがする。これが我が家だ。
私にとっては離れ難かった故郷だが、息子にとってはここが故郷な
のだ。

きょうは早速、片付け&掃除に勤しむつもりだったが、なんだかぼ
~っとしてしまった。明日から九月。しゃきっとしなきゃ。

*隣町では稲刈りが始まっていた。
31aug09-1

*庭も草ぼうぼう…ミントが茂り放題。
31aug09-2