過疎地、諦めと希望と。

きょうは別の近所の友人が遊びに来てくれた。
互いの近況を知らせ合い、そしてまた地域の話に。
政治の世界は激変でも、ここは何も変わってないし、
変わりそうな気配もなし。これまでは地域のために
団結して何かしようという思いがあったのに、「こ
の先の展望がないよねぇ。私たちはここから出て行
ける立場だから、簡単にそう言えるのかも知れない
けど」という話に。

その後は、「地域として展望はないけど、個人とし
ては将来に希望をもって進まなくちゃ!」と、今後
の計画などを語り合った。

その最中に、裏のおばちゃんが「野菜あげるわ」と
玄関先にやってきた。「さっき娘がきたから、持た
せようと思ったのに、こんなかさばるものいらんと
帰って行った。私ひとりじゃ食べきれんし」と、大
きな菜っ葉を置いて行ってくれた。

そう、ここのお年寄りたちはひとり暮らしでも、畑
を最大限使って、たくさん野菜を作り、街に暮らす
子どもたちや近所の人たちに配るのだ。だが当のお
じいちゃん、おばあちゃんが病院や施設に入り、草
が生え放題に荒れてしまった家庭菜園がこの集落に
いくつもある。

きれいに手入れされていた時を知っているだけに、
二度と耕されることのないであろう空き地を見ると
寂しくなるが、これが現実。

しっかり前を向いて行かねば。

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