家庭サービス

私たちは住民運動にそこまで本格的に関わってはいないのだけど、中心メンバーは去年の秋からほぼ毎週末のように、何らかの活動を行ってこられたようだ。運動も広がり、ようやく道筋がみえてきたようで、今週末はなんの会合も活動も予定されていない初めての週末らしい。これまで頑張ってこられた皆さんも、今週末はゆっくり家族と過ごしているはずだ。

今回の運動の中心メンバーを見ていて思ったのは、これだけ頑張れる方々のバックには家族の強い支援があるのだろうということ。家族全員が同じ思いで、運動を支えなければ、ここまで活動できない。夫婦一丸なのだ。

お陰で我が家もきょうはのんびり過ごした。みんなで近所を散歩して、夕方は本屋に行き、家で息子と作ったハンバーグを夕飯にして、あとは寝るだけ。こんななんでもない生活が一番しあわせだと思う。早く住民運動が成果をあげて終結するといいなぁ。

*昨晩、夫は職場の人たちとフグ料理を食べに行った。「じゃあ、僕とお母さんも外食しよう」と息子にそそのかされて、昨晩は近所のパスタ屋へ行き、邪道だと思いつつチゲ鍋風パスタを注文。
そういえば、私は見ないのだが、「笑っていいとも」のランキングが捏造されているのでは?と最近ネットで話題になっている。なんでも「好きな鍋」アンケートで全世代とも1位が「キムチ鍋」だったとか。確かに、普通に考えるとあり得ない結果のような…。でも今やパスタ屋にも、こんなメニューがあるんだもんなぁ…。次回は頼まないと思うけど。
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睡魔(中学受験は大変だ)

昨夜、かなり遅い時刻に塾の先生から電話があった。この塾では授業の最初に復習テストをするのだが、昨日のテストが殆ど白紙だったので心配されたようだ。昨日の帰宅後、すぐに息子が「テストで寝てしまった」と言っていたので、先生にはその旨を伝えた。まだ新しい生活時間に慣れていないこと、また昨日は学校でクラブ活動があって特に疲れていたことも加えて。

あとで息子によく聞いたら、昨日は行きの電車から爆睡して、京都駅で車掌さんに起こされたのだと。京都が終点でよかったねぇ。

で、きょうはちゃんと起きていたのか心配して聞いてみたら、「テスト時間は、毎回、寝てるんだよ。いつもはテストをやり終えてから寝るんだけど、昨日は途中で寝ていただけ」という。なるほど、テストの見直しはしてないのか。ま、眠くて仕方ない気持ちはよくわかるし、家で好きなときに寝ている私が文句を言うのは申し訳ないと思い、黙っていた。

それよりも、きょうの私は風邪でやられた喉が痛くて、あまり声を出したくないのだ。朝からご近所さんと電話で話し込み、その後、整体師さんと盛り上がり、午後も友人と電話で喋りまくったせい…。つまり自業自得なんだけど。お陰で、心はすっきり。あとは寝るだけ~。

そういえば、昨日、「ぞろ目が出たら天使が近くにいるらしい」と教えてもらったのだけど、きょうの日付がまさにぞろ目でした!!
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大久野島、毒ガス工場。母の証言

私の母は戦争中、女学校から学徒動員として毒ガス工場で働いた時期があった。当時、毒ガス工場は軍事機密として存在を隠されていたので、現在もその全容をきちんと記録したものはないらしい。

戦後、毒ガス工場時代の後遺症に苦しむ患者たちを治療し、さらには国に補償を働きかけてくださった故・行武医師は、患者たちが口にした当時の思い出話をカルテやメモに書き留めていらしたそうだ。行武先生の娘さんがその遺志を継ぎ、その証言の数々をまとめて、出版を計画されているという。

そこで、その証言を確認の上、掲載を許可するかどうか知らせて欲しいと私に連絡がきた。すでに広島の親戚から、この話は聞いていたので、連絡があれば、すぐに対応しようと待っていた。

そしてきょう、その書類が届いた。母の証言はわずか10行ほどの事実の羅列。それでも読んでいたら、涙がでてきた。

昭和19年11月から終戦まで動員され、毎日通いました。(中略)最後には、大八車にドラム缶を乗せて四人で押していく作業をしました。行く回数が決められており、わらぞうりを一日に3、4足も履きつぶしました。(中略)昭和20年8月15日、玉音放送を聞きました。背が高かったので最前列におり、敗戦がわかりました。受け持ちの将校が、山の上にあがっておんおん泣いておりました。

このとき母は13歳。私が13歳の頃は、私立の中学に通わせてもらい、習い始めた英語が嬉しくて、毎日のように洋楽を聴いて胸を躍らせていたというのに。

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母の供養

昨晩から風が強いなあと思っていたけど、今朝起きると外は吹雪! 辺りがうっすら白くなっている。この地域では滅多にないことだ。

明日は朝から用事があるため、お昼前には出発せねばならない。昨日、父には「明日、帰る前にもう一度、会いに来るね」と約束したのだが、タクシー会社に電話をしても、どこも今はつかまらないという。雪のせいだ。

歩くにはちょっと遠くて時間がないし、バスも無理だし、どうしようと焦ったが、夫は「駅に行けば、タクシーいるだろ」と冷静だ。いざとなればレンタカー…と思いつつ、駅に行くと、夫が言った通りタクシーが数台待っていた。おかげで予定通り、父の老人ホームへ。

昨日もお話をしたスタッフの方が、私を見ると、「昨日は夕飯後、お部屋に戻って、ひとりで40分くらいお経をあげてらしたそうですよ。不穏になったわけじゃなく、落ち着いた状態で」と声をかけて下さった。

昨日、3人で顔を見せたとき、父はいつものように、ひとりひとり誰であるかを確認した。今でははっきり目が見えないらしく、記憶もあいまいになっていることもあり、私たちが身内とわかっていても、詳細はわからなかったりするのだ。話に母のことが出ても、すぐに思い出せない。「あんたの奥さんよ」と言うと、「ああ、○子さんか。○子さんは死んだのう…」と言うので、「ほうよ。寂しゅうなったね。時々、思い出してあげてーよ」と言って帰ったのだ。

それで、母のためにお経をあげていたのかな? ボケていても、しっかりわかっているもんだ…と感心した。これも夫婦愛か。

来月は、もう少しゆっくり里帰りしたいと思っている。

*駅の隣の消防署では消防士さんが訓練中。
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*瀬戸内海の島も雪景色。
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いざ広島へ

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 昨日から雪の予報が出ていたが、今朝、外を見ると雪はなし。ところが息子が友人一家と泊まったホテルの周りは、雪景色とのこと。我が家よりも南に位置するのに、普段とは逆の現象だ。

息子と合流後、3人でお昼の新幹線に乗り、急遽広島へ。父のことも心配だし、申告関係の書類も取りに行かねば…と。

実は夫が出張のおとといの夜、息子と一緒に寝たのだが、明け方、寒くて目が覚めた。思わずあんか代わりに息子に抱きつき、そのまま再び眠ったら、夢の中で母が現れた。昔の元気な頃の姿で、「遅くなったけど、来てみたわ」と言って、私を抱きしめてくれた。実際に抱きついていたのは、息子だったのだが、お陰で温かくてハッピーな寝起きだった。

広島に到着後、3人で老人ホームを訪ねると、父は相変わらず元気だった。さて今夜は、仏間で3人、川の字で眠ることにしよう。

*広島は曇り。
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ディナーバイキング

きょうは近県の友人一家がびわ湖畔のホテルに泊まりに来るというので、そこのレストランのディナーバイキングに行くことになった。遅ればせの結婚記念日ディナーを兼ねるつもりもあったのだが、なぜか記念日にはコケることが多い夫は、きょうも案の定、会議が入ってしまい、レストランに到着したのは8時過ぎ。私たちが満腹になって、一休みしている頃だった。

大人4名、子供3名で、喋るのと食べるのとで大忙し。37階からの琵琶湖畔の夜景も眼中に入らず、いつも張り切って撮る料理の写真も、きょうは撮り忘れてしまった。(気がついたときには、カメラの電池も切れていたのだ。)

息子は、お姉さん、お兄さんに相手にしてもらったのがよっぽど嬉しかったのか、ずっとテンション上がりっぱなしで、結局、友人一家のお部屋に泊まることになった。

今頃、迷惑かけていないかしら…とちょっぴり心配だけど、これでまたいい思い出ができるに違いないと喜んでいる。

*まともに撮れた写真は、これだけ。
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小学校の地区委員

次年度のPTA役員選出会議では、無事に選出を免れ(くじ引き)たものの、「地区委員を今のうちにやっておく方がいいわよ」という声をあちこちで聞き、きょうの地区委員会で立候補したが、あえなくジャンケンで負けてしまった~。

まだまだ知らない方もたくさんで、事情がわからないことも多いけれど、少しずつこの場所にも慣れてきた感じ。毎日、登下校を見守ってくださっている保護者の観察力&情報力には脱帽。さすが人数が多いだけあって、頼りになる人もたくさんいる。

やっぱり、町に来てよかった…と思ってる。

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ラーメンでお祝

昨日は結婚記念日だったのに、夫は残業のため夕飯をすませて戻って来た。家族3人で夕飯を食べない日は、珍しい。そして夫はきょうも仕事。帰って来たのは夕方近くになってから。

昨日も楽をしたのに、なぜかきょうも夕飯を作る気力がわかない私。昨日の朝だったか、テレビで王将が取り上げられていたことが記憶に残っていて、脳内がすっかり「ラーメン気分」なのだ。夫も「よし!」と乗り気になった。だが、私の脳はともかく、身体はヨレヨレで、大好きな来々亭や天一までも行く気力がない。(そんなに遠くはないのだけど)。結局、これまで雰囲気的に敬遠していたご近所のラーメン屋が、実は評判いいのだと夫に勧められ、そこに行くことに。

我が家では、なぜか息子が中華&ラーメンが苦手で、ラーメン屋に行くときは、いつもお願いしてついて来てもらう。で、息子は、白飯と餃子だけを注文するのだ。(本当は味噌汁も欲しいらしい。)しかしきょうは、店内に入るなり息子はにんまり。大量のマンガがあったからだ。

私も、ここのラーメン、けっこう気に入って、大満足。もちろん夫も。しかしこれを結婚11周年のお祝ディナーとしてよいものか、第二弾を企画中(?)。

*これは昨晩のパスタ。
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明日は結婚記念日

夫はきょうも仕事が忙しそうだ。職場関係の節分行事がローカルニュースで放送されるというので、私はテレビの録画係。

息子は明日が校外学習、そして塾の初日である。新5年生から授業は1日2コマなので、お弁当持参となるのだが、初日の明日だけは例外的に1コマ授業。ただし、校外学習用のお弁当を作らねばならない。

でもって明日は私たちの結婚記念日なのだ。こんなことを、こんなところで言っていいのかわからないが、私は夫と出会えたことに日々、感謝している。結婚するまでも、ずっと自分は幸せだと思っていたけど、夫と出会ってからの人生と比べると雲泥の差だ。「結婚しなけりゃよかったかも…」なんて考えがよぎったことは、一瞬たりともない! だって今も毎晩、「ああ、この人と出会えて本当によかった!」と思いながら眠りにつくのだから。

もう何年も前に、ある知人から「人生で後悔していることはあるか?」と聞かれ、「反省はあるけど、後悔はない!」と言い切ったら、びっくりされたことがある。彼女は出会う人に、この質問をする習慣があり、「後悔はない」と答えたのは私で2人目だったのだと。

さてさて、夫に「あなたと出会えて本当に幸せだと、毎日、思っている」と伝えたら、「あなたの行動を見ていると、とてもそうは思えない」と苦笑された。思いと態度が、裏腹だったかしら? ああ、また反省。

*節分のお土産
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かぶっていた猫を脱ぎ捨てた(!?)

今週は安全パトロールの担当なので、朝の登校時だけ通学路に立っている。当番に関係なく、ボランティアで毎日見守りをしてくださる近所の3人組がいらっしゃるのだが、住民運動のお陰もあって、今ではすっかり顔なじみ。

午後からは、今年度最後の授業参観に。教室に入ると、先日の住民運動の会合でお話した方々がいらして、挨拶してくださる。時たま、ひそひそ声でお喋りして、ちょっとお近づきになった感じ。

で、息子は…といえば…異常なハイテンション。山の学校では好き放題だったのに、街の大きな学校に転校してからは、授業中もおとなしかったので、「こんなにおとなしく出来るんだ~」と感心しつつ、「前みたいに挙手しないのは、やる気がないのかな?」と少し不安も感じていた。ところが…きょうの息子は、山の学校とほぼ同じ状態。国語のディベートの授業だったので、がんがん手を挙げて、がんがん声を出す。ああ、ちょっと恥ずかしい。

つまり、2学期の間は、猫をかぶって、周りの様子見をしていたってことか。3学期はクラスにも慣れて、素の自分が出せるようになったのだろう。最初につっかかってきて怖かった上級生も、今では普通に声をかけてくれると言うし、隣のクラスの知り合いもどんどん増えているようだし、心配することはなさそうだ。

けれど、さすがにきょうはテンションが高すぎたのか、帰宅するなり「暑い!」とソファに倒れこみ、そのまま眠ってしまった。もしかしてインフルエンザ?と心配したが、2時間後にすっきりと元気に起きてきた。ほっ!

息子の姿にあきれながらも、第三者から見たら私も一緒かも…とふと気づき、おかしくなった。

*次にあの山の向こうに帰るのは、いつだろう~!?
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