吉野山でお墓参り

伯母が伯父と自分のために新たに建てたお墓に、早朝から
みんなでお参りした。小型バスに乗って山を少し下り、途
中でバスを降りて、さらに下っていく。お墓に巻いてある
白布を取り、石をずらして、乾燥したしきみの葉とお経を
敷いた上に、お骨を入れ、お花や線香などを供えると、お
坊さんから経本を渡され、みんなで読経。

早朝の山の少し冷たい爽やかな空気を吸って、伯父から見
えるであろう景色を眺め、春はさぞかし素晴らしいだろう
と想像する。こんな場所に眠れるなんて、羨ましい。

その後はタクシーで吉野観光をして、お昼ご飯を食べてか
らお暇した。息子にとっては二年ぶりの吉野だったが、も
うすっかり慣れた様子で「また来ますので。今度は冬かも。
社長さんによろしくお伝えください」と、ちゃっかりした
ものだ。

私は次回こそ日本史をもっと勉強してから吉野に来るぞ~!

*お墓からの眺め。春は桜が満開になるはず。
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*吉野を見渡す!
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秋の吉野山

伯父の一周忌に、親戚が吉野山に集まった。あいにく夫は
土日が出勤となったため、私は息子とふたりで参加。

京都駅から近鉄特急に乗ると、広島の親戚一家に遭遇。橿
原神宮で乗り換えると、一年前にお会いして以来の姻戚の
方々にも遭遇。

何度もお邪魔している宿坊で法要をして、千利休が豊臣秀
吉のお花見のために改修したというお庭を社長の案内で見
て回り、夜はご住職の楽しい話などを聞きながらの食事。

息子は部屋にかけてある龍の絵を触ったため、「龍のたた
りがあるぞ」と脅され、マジでビビってしまった。そこで
社長さんが気を紛らわすため、向かいのお寺のお祭りに連
れて行ってくださり、お餅まきに参加して平べったい丸い
お餅やお菓子をたくさんもらって帰ってきた。

「きょうはその丸い餅をずっと持っていれば、たたりはお
こらないよ」と慰められ、その後、息子はずっと左手にお
餅を持ったまま、残りのご飯を食べていた。部屋に帰って
も、お餅を紙に包んで枕元に置く念の入れよう。龍のたた
りの話がかなり効いたようだ。(これでしばらくは、おと
なしくしてくれるかな…)

*部屋の外は森!
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休息、終わり

このところ、ちょっと落ち着いてゆっくりしていたが、
母の手術日も決まり、急な仕事も次々と入り、出かけ
る用事も増えて、なんだか慌しくなってきた。

ちょっと暇だなと思うときに、ホントはいろんなこと
をやっておかないといけないのに。と毎回思う。

とりあえず、今は目の前のことに集中せねば。

*台風のあと! これを拾い集めて、お風呂の焚きつ
 けにしようか。
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台風去って、ステーキ屋

昨晩発令された暴風警報が解除されないまま朝を迎え、
息子の予想通り、きょうは休校。夫は「こんな時こそ」
と朝寝坊をしているし、息子は朝からごそごそ遊んで
いる。

家にこもって、残りもので昼ご飯を食べたら、京都の
友人から電話が入った。もう雨もやみ、近所の小学校
も途中から子どもたちが登校しているとか。

すべての警報が解除されても、この山の中ではけっこ
う雨が降り続けている。(そう、この地域は近畿であ
りながら、天気は限りなく北陸に近いのだ。)

夕方からは、息子のいつもの習いもののため京都まで
出た。夫が「京都で夕飯を食べよう!」と提案。息子
が昼ご飯のときから、「最近、牛肉食べてないよね」
と訴えていたのだ。「そんなもの、買ってない! 魚
がいいと言ってたのはお前じゃないか!」と言いつつ
も、確かに私も久しぶりに牛肉を食べたい気分。具体
的に何を食べようと相談したら、息子は「牛丼!」
つくづく、安い男だ。

しかし、またも夫の提案でステーキハウスに到着。
おお~っ! ステーキなんて、最後に食べたのはいつ
だろう? 息子はお肉はもちろん、ご飯に梅干が出て
きて大喜び。三人で何も残さず、すべてきれ~に食べ
ました! ふぅ。(明日は絶食すべきか…)

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心臓のペースメーカー交換

きょう母は転院後、初めて外出。といっても、前に入院して
いた病院までペースメーカーの検査に。入院前から決まって
いたことで、母の世話をお願いしている長年の友人がタクシ
ーで付き添いをしてくれた。病院の帰りに父の老人ホームに
立ち寄ることができ、母は安心したようだ。

母のペースメーカーは、そろそろ電池交換の時期が迫ってい
て、今年中に入れ替えの手術が必要らしい。電池の寿命は約
8年と聞いていたが、まさか二度目の電池交換を迎えるまで
長生きできるとは、本人も私も思っていなかった。心筋梗塞
の手術から、もう17年! 心臓の3分の2が壊死したのに!

夜は雨の中、近所の姉妹がやってきて、夫が算数、私が英語
のレッスンをした。子どもたちは「明日は台風で休校になる」
と確信しているので、今夜はなぜかとっても元気! 「てるて
る坊主を逆さまに吊るせばいいの!」と張り切っていた。

大人は大雨で土砂崩れなどが起こらないよう、心配している
のだけど。

*ナツメがおいしそう!
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中高一貫校の文化祭

昨日の大雨から一変、きょうは快晴となった。ホントは
PTA主催の日帰り旅行の日なのだが、うちは欠席。大型
バスに乗って隣県の遊園地まで行くと聞いて、息子は行
きたがっていたのだが、本来の主旨から外れてきた旅行
企画に、私も夫も「ちょっと勘弁!」というのが本音だ
ったのだ。

ちょうど兵庫県の友人が京都に来ると声をかけてくれた
ので、きょうはそちらに合流した。友人たちの目的は、
息子さんたちの志望校の文化祭見学。幼いうちの息子も
一緒に連れて行ってもらい、最初は不機嫌だったくせに、
途中から面白くて仕方なくなり、「まだ帰りたくない!」
と最後に駄々をこねる始末。

科学実験をやりたくて仕方なかった息子は(最近も、そ
ういう本を買って、夢中で読んでいたのだ)、テレビで
見たことのある実験をさせてもらえるコーナーをみつけ、
大喜び。説明してくれるお兄さんたちに話しかけ、なか
なか動こうとしない。

小・中あわせて30人という地元の学校しか知らない息子
には、こんなに大規模で、たくさん人の集まる学校は驚
きの連続だったようだ。いい刺激になったかな?

久々に街に出て、私の方は歩き疲れ、人疲れ…。年だわ。

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保育園のゴタゴタ

きょうは地域の学校の新しい委員会の件で、夫は夕方から
中学へ。小学校では別の問題に関して、別の保護者が話を
しに行ったらしい。保育園でもこのたびのゴタゴタについ
て、保護者への説明会が開かれた。

きょうは学校でいろんなことが進行したようだ。

早速、夫やママ友たちからの報告を受け、なんとなく事態
がわかってきた。保育園のゴタゴタといえば、3年前に保護
者会長だった夫と私が中心となって、全保護者の意見をまと
めて市に訴えたことがあったのだが、そのときもうわべだけ
の解決に留まり、問題の根本原因は放置されていたのだ。今
回のゴタゴタも、その根本的な構図が放置されていたことが
原因で起きたのは明らかなのだけど、誰もその構図を変えら
れない。しかも今回は保護者の目には見えないところで、問
題が進行し、悪化したらしい。結局、園児も保護者も蚊帳の
外で、勝手に解決のための処置が決定され、説明会ではその
事後報告がなされただけ。保護者が今さら意見を言っても、
事態は変わらないのだ。

ここに住んでいる人たちは、置いてけぼり。重大な決定事項
も一番最後に知らされる。――この構図は、保育園に限らない。
どうせ人数少ないし、声をあげても届かない。過疎地の限界
を、今回もまた見せつけられた思いがする。

*日中はものすごい大雨だった。明日の予定、大丈夫かな?
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老父と妹、それぞれの事情

シルバーウィークの間に、父の妹にあたる91歳の叔母も
父と同じ老人ホームに入所した。ところが、お試し期間
の一週間が過ぎて、叔母はもとのショートステイ施設に
戻ることになったと従姉からメールがきた。いったい何
があったのか。親戚といっても、よその家の事情までは
わからない。

ひとりっこの私と違い、従姉は4人兄弟なのに、叔母の
介護については彼女がひとりで仕切っている。というよ
り、彼女がひとりで囲っているというべきか。彼女だけ
の母親ではないのだし、本人や周囲の人たちの意見も尊
重しているのだろうかと、この夏もそばで見ていて不安
になった。

なんだか、それぞれみんな核心部分に触れないように、
見たくない現実は見ないようにして過ごしているように
感じたから。

何事もはっきりさせたいタイプの私は、そういうのがダ
メなので、他人事ながら従姉にも言ってみたけれど、聞
きたくないことは「聞かなかったこと」にされたみたい。

月曜に会えなかった友人も、「真剣に考えたら、生きて
いられないような事実は、記憶に残さないで生きてきた」
というようなことを言っていた。先週会った別の友人も、
「昔から長く生きなくていいと思ってたから」と言って
いた。

単純な私は、「ええ~、そんなこと思って生きてたの~?」
と驚くばかり。生きるとか死ぬとかって、自分で考えて決
めることじゃないんじゃない? 動物や植物と同じで、い
いんじゃない? ただ、生き方や死に方は選べるから、そ
のためには現実をまっすぐに見なくちゃいけないのでは…
と思う。

彼女たちにどんな辛い思いや苦悩があったのかわからない
から勝手なことは言えないのだけど。

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プラネタリウム

きょうは市の催しに合唱団が出演する。といっても会場の
関係で小3以上のメンバーのみ。また会場が街中で駐車場
確保が難しいかも知れないので、我が地区のママ友たちで
相談した結果、車2台に分乗して行くことに。結局、私たち
夫婦を入れて大人4人で、子ども7人を連れて行った。渋滞
の可能性も考えて、1時間半前に出発!

結局、予定よりかなり早く着いてしまったので、子どもたち
は併設の科学館の見学に行き、大人たちはロビーでお喋り。
無事にお昼前に公演が終わり、みんなで会場のそばの湖畔
の公園でお弁当を食べて、ひとしきり遊んで帰るはずが、
科学館のプラネタリウムに行きたい!という話になり、全員
で「音楽プラネタリウム」鑑賞。それが終わっても、子ども
たちはもう一度、科学館に入りたいというので、とうとう3時
半まで居座った。

帰りの車の中でも、ず~っと物語ゲームで盛り上がる子ども
たち。保育園のときから毎日、このメンバーで過ごしている
のだから、家族に近いものがあるのだろうか…!?

きょうは子どもたちの歌う姿を見たせいか、夜になって急に
カラオケに行きたくなった。隣町にできたお店に行って、久
しぶりにマイクを握って、発散してきました~!

*湖畔の公園でみんなでお弁当を食べた!
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田舎の勉強会

連休は嬉しいけど、友だちと会えないのはつまらなかった
ので、息子は久々の登校が楽しみで仕方がなかったようだ。

そして実家に帰省していたため、ずっとお休みにしていた
近所の子どもさんの英語レッスンもきょうから再開。つい
でに、夫もそこのお姉ちゃんに算数を教えることになった。

レッスンが終わると、息子は待ってましたとばかりに、ふ
たりに駆け寄り、ゲームの話で大盛り上がり。きょう学校
で夜、何をして遊ぶか相談していたらしい。

やっぱり友だちと一緒が一番なのね。

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