伯母が伯父と自分のために新たに建てたお墓に、早朝から
みんなでお参りした。小型バスに乗って山を少し下り、途
中でバスを降りて、さらに下っていく。お墓に巻いてある
白布を取り、石をずらして、乾燥したしきみの葉とお経を
敷いた上に、お骨を入れ、お花や線香などを供えると、お
坊さんから経本を渡され、みんなで読経。
早朝の山の少し冷たい爽やかな空気を吸って、伯父から見
えるであろう景色を眺め、春はさぞかし素晴らしいだろう
と想像する。こんな場所に眠れるなんて、羨ましい。
その後はタクシーで吉野観光をして、お昼ご飯を食べてか
らお暇した。息子にとっては二年ぶりの吉野だったが、も
うすっかり慣れた様子で「また来ますので。今度は冬かも。
社長さんによろしくお伝えください」と、ちゃっかりした
ものだ。
私は次回こそ日本史をもっと勉強してから吉野に来るぞ~!
*お墓からの眺め。春は桜が満開になるはず。
*吉野を見渡す!