病院や老人ホームでの偶然

今朝は父の入所を検討している介護付有料老人ホーム
を夫にも見学してもらった。そしてお昼過ぎに、父の
施設に行った。すると父はパジャマ姿。私服に着替え
た後で、自分でまたパジャマに着替えたらしい。だか
ら最初は出かけないと言っていたけど、説明すると納
得してくれた。着替えの手伝いをしてくださったスタ
ッフは、実家の1階の事務所を借りてくださっている
社長さんの甥っ子さん。世間は狭いのだ。

そういえば、母の同室の方の娘さんが、私の卒園した
幼稚園の先生で、私が教えてもらった先生が今も幼稚
園に書道の先生として来られているらしい。私の名前
も覚えていてくださったという。世間はホント狭い。

さて父を母の病院に連れて行くと、前より元気そうな
母を見てほっとしたようだ。お互い、生きていること
を確かめるように、手を握りあって話している。父は
至極、まっとうなことを言う。

ちょうど病室にやってきた介護士さんたちに母が父を
紹介すると、「まぁ、96歳なの! 元気そうだわね」
などと皆さん、顔をのぞきこんで話しかけて行かれる。
それでも父は母しか見えていないようだ。(耳が遠い
せいもある。)

「いつになったら退院できるのか?」と父に何度も訊
かれ、母も「早く退院できるよう、がんばる」と答え
ていた。父は「○子さんを待っています」と殊勝なこ
とを言う。最後に母が父とおでこをくっつけた。お互
いに元気を出そうと、家でよくやっていたのだとか。

安心できる環境の中では、父も落ち着いて、まともに
なるのだなぁ…と改めて思う。やはり母と離れ離れで
寂しいのだ。知らない場所でわけもわからず、心細い
のだ。

「前より元気になっとった」と、帰りの車の中で話す
父。これで少し安心しただろうか。
 
5aug09

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