両親のいない実家

夫が帰ってくれたので、やっと大量のゴミを捨てられる!
ということで、このところずっとふたりして実家の大掃除
をしている。これ、ここ数年、帰省のたびにやっているこ
となのだけど、やってもやっても終わらないのだ。

もう両親はこの家で長期的に生活することはないだろうと、
今回は模様替えも。ゴミと思われるものはどんどん捨てて、
不要なものは上の階に集め、とりあえず私たち三人が快適
に過ごせるスペースを作る。が、このために、夕飯後から
夜中まで延々と作業をしているのだ。そして翌朝、夫が車
に大量のゴミを乗せて処理場を往復するというパターン。

お昼過ぎには家を出て、母の病院を回って父の施設に行く
とたいてい夕方。きょう行ってみると、父は部屋で眠って
いた。それもトイレに行きたかったのか、ズボンを途中ま
で脱ぎかけたままで熟睡。起こしてもなかなか起きない。
介護長さんがやって来て、父を起こして、トイレに連れて
行ってくださった。プロの介護ぶりに感心!!!

どうやら昨日、父は私たちが帰ることをちゃんと理解して
いなかったのか、私たちが戻ってくるのではと夜の間、う
ろちょろしていたらしい。私たちが会いに行ったとき、み
んなに挨拶していたから、私たちと一緒に家に帰られると
思っていたのかも知れない。すべては不安のなせる技…。

明日はたっぷり時間があるので、母の病院に見舞いに行こ
うと父を誘ってみた。前より元気になった母の顔を見たら、
安心してくれるのではないかと。(ちゃんと理解して、外
出に応じてくれることを祈りつつ)。

*隣市の街までの別ルートを発見。大学エリアを通ると快適!
4aug09

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