初めての選挙。まともな野党はいないのか?

日曜日に知事選挙があった。今年18歳になった息子にとって、初めての選挙だったので、家族そろって投票所に出かけた。今回の投票所は駐車スペースが少ないから、車が停められるかなぁと心配して行ってみたら、なんと1台も停まっていなかった。予想通り、投票率はかなり低そうだ。

というのも、立候補しているのは現職と共産党推薦の新人のみ。現職は共産党以外のすべての党派の支援を受けているので、結果は最初からわかりきったようなもの。

それでも息子にとっては初めての選挙なので、一応、選挙公報もきちんと読んだのだが、これを見て唖然!

もう黙っていられないアベ政治。あなたの一票で変えよう! 暮らし第一の県政へ
改ざん、隠ぺい、ねつ造・・・国民から退場の審判をつきつけられるアベ自民党。国の悪政と対決できる知事でこそ、県民のいのちと暮らしを守れます。

なんで知事選に「アベ政治」が関係あるのか!? しかも、「アベ自民党が国民から退場の審判をつきつけられてる」!? 最新の内閣支持率、上がってたぞ。

それに現職の知事は、かつて民主党(当時)の衆議院議員だったのに知事選に立候補して、自民党が推す候補を破って知事になった人だよ。今回は自民党の支援も得ていると言っても、「アベ政治」とは関係ないと思うけど…。そもそも、なんで「アベ」がカタカナなんだ!?

国会のニュースを見てもいつも思うのだけど、まともな主張をする野党はいないのか? 与党は少なくとも、政策の決定・実行についての責任は負っているのに、野党は無責任に人の批判(中には揚げ足とりや人格攻撃まで)ばかりやっているようにしか見えない。ネガティブなことを聞かされ続けると、こちらも嫌な気分になってしまう。具体的な政策提案など、建設的で前向きな話をしないと意味ないじゃない!? 政治家が将来への希望を語れないで、どうするんだ!?

ちなみに、ただ「アベ」批判をするために立候補したのかと思えるこの対立候補、地元の国立大学の元副学長と書いてあったので、さらにがっくり。記念すべき息子の初選挙は、盛り下がりすぎでありました。

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