こりをほぐす

明日から子供が春休みなので、きょうがラストチャンス!
と焦って整体に行った。
こりすぎて痛みも感じなくなっているコチコチの肩や腰
をほぐしてもらい、あまりに気持ちよくてウトウト。
このまましばらく昼寝できたら、どんなにしあわせだろう。

夕方からは、夫の同僚・後輩たちとの飲み会に私と子供も参
加した。場所は焼肉屋で、家族連れがもう一組。あとは全員
独身。こんな機会は滅多にないけれど、若い人の集まりなの
で緊張せずにすんだ。

ところで、整体に行くたびに、痛みとは相対的なものなのだ
と感じる。右肩が痛い、と思って、右肩をもみほぐしてもら
って楽になると、それまで気にならなかった左肩が痛くなる。
大きな痛みが取り除かれると、小さな痛みに気づく。逆に、
痛いところがあっても、それに増す痛みが生まれると気にな
らなくなる。そして、痛みがひどくなりすぎると、痛みの感
覚すらなくなる。

これって、体だけじゃなく、心にも当てはまる気がする。
心ももみほぐさなくちゃね。

*整体院からの景色。まだ山の上には雪!

wanin

コーヒー

年のせいか、土曜の睡眠不足がまだたたっている。
体重も確かに減っていたが、それよりもこのだるさ。
なんとかしてくれ。しかも外は雨。

そんなとき、友人から電話。彼女と話すと、なぜか
いつもすっきりする。今回も、自分の中でもやもや
していたものを、彼女がクリアにしてくれた。ちょ
っとした人付き合いの問題も、これで解決。気分も
すっきり、パワーを取り戻した感じ。

とはいえ、夕飯が終わると、もうなにもする気がお
きない。でも食後のコーヒーを飲みたい…。
そんな私のために(つーか、自分も好きだから)、
夫がコーヒーを入れてくれた。

平日は朝と夕飯後の二回、私たちは必ずコーヒーを
飲む。ふたりとも、ミルクを多めに。私が作ること
が多いが、実は夫の入れるコーヒーの方が美味い!

きょうも、それを実感しながらコーヒーをすすった。
夫が泡立てたミルクは、真っ白でほんとうにクリー
ミー。泡が立ったまま、変わらない。
これでまた、私は夫を尊敬してしまうのだ! 

*親友からプレゼントされたマグカップを、日に何度
も愛用してます。使いやすくて、飲みやすい!

コーヒ

春がきた!(サルもきた!)

昨日とはうってかわって、暖かい日曜の朝。
暖房がいらないなんて!

実は泊まりにきてくれた友人と今朝四時まで喋って
いたのだが、気持ちのよい天気に気分は爽快。

みんなでゆっくり朝食をとり、私たちはお喋りの続き。
休みをとった夫は、近くの山へ間伐材を取りに行き、
その後、薪割りに勤しんでいた。

午後、友人を見送り、買い物をして帰ったら、そのまま
ダウン。久々の睡眠不足で、眠いだけじゃなく、頭は痛
いし、おなかも気持ち悪い。
なんと、珍しく夕飯を食べずに寝てしまった。自分でも
ビックリ。体重計に乗るのが楽しみだ。

*きょうはサルがたくさん出てきた!

saruni

ギア様

今朝は、また雪景色。

昼前に埼玉から友人が遊びに来てくれた。数年ぶりの再会だ。
子供もすっかり喜び、一緒にお昼を食べて、三人で夫の勤務
するお寺に行った。午後からは空もすっかり晴れた。

観光客が殆ど来ない、私の一番好きな穴場スポットで私たち
が遭遇したのは…なんと、リチャード・ギア!
一瞬だけど、超大接近! が、もちろん気がついても声をか
けられる雰囲気ではない。だって、そこにいたのはハリウッ
ドスターではなく、敬虔な一仏教徒のギア様なのだ。

この幸運に喜びながら、夕方は隣町の山の上の温泉でゆっく
りお湯につかって、お喋りをした。家に帰ると、友人をもて
なすため、夫が久々に薪ストーブを焚いてくれた。夜更けま
でお喋りを楽しむ私たちをみつめているのは、壁にかかった
不動明王の掛け軸だった。

ギア様

別れの季節

今朝、四時すぎに犬の鳴き声で目が覚めた。
雪が降ると嬉しいのか、小屋の外に出て吠えるのだ。

一面の雪景色の中、保育園の卒園式に参加した。
卒園児はわずかふたり。在園児&保護者全員も一緒
に送る会と称して、ランチ&ケーキのパーティ。

雪が降り続く外の景色とは裏腹に、心も体もあたた
まる保育園の中。この一年間の子供の成長に改めて
驚きながら、この子を育んでくれる小さいながらも
あたたかいコミュニティに感謝した。

散会時には、雪もやみ、青空も少し見えてきた。

卒園式

リラックス

きょうは月一度の美容院の日。
昔は面倒くさいとしか思っていなかったのに、最近は
しばしのリラックス・タイムとなっている。

前に住んでいた家の近くの美容院まで、快適ドライブ。
自分の好きな本を毎回、持参する。お店の人と雑談は
しない。読書しながら、うとうとするのも気持ちいい。

なぜこのお店に通うかというと、シャンプーがとても
ていねいだから。時間にして、たっぷり20分くらいか。
本当に上手な人に当たると、あまりの気持ちよさにい
つのまにか眠っている。

お店の人も、私のパターンをわかってくれているのか、
必要以外のことは質問しない。なにも煩わされること
のない憩いのひととき。

が、実はただひとつ、私を悩ませるものが…。それは
鏡に映る自分の姿。あ~ん、ぶさいく。
これは憩いのひとときではなく、現実を直視する修行
の時間かも!?

*写真だけ25日に撮影。

kii

人違い

きょうは一日ずっと雨。
こんな日はまじめに仕事をするに限る。
と、故郷の友人から久しぶりに電話があった。

私の実家近くで私と同じ苗字の高齢男性が交通事故で死亡した
という記事を地元新聞で見た別の友人が、私の父ではないかと
心配して、彼女に連絡してきたという。
下の名前も年齢も違うはず、と思いつつも友人は確認のため電
話をしてくれたのだ。

人違いだと笑い話ですんだので、その後、つもりにつもった話
に花を咲かせた。故郷の言葉で喋るのは楽しくて、つい長話。
そして、ふたりの友人の気遣いに感謝した。

お昼すぎに実家の母に電話するのが、ここ10年以上の私の日課
となっているが、きょうは珍しく父が出た。母はいつもの病院
に出かけて留守だった。友人からの電話の話をすると、父は
「そう、最近、同じ名前の家が近くに何軒かできたんじゃ。」
と言ったあと、こう付け加えた。「そりゃあ、死んだことにし
て、香典もろうたらえかったかのう~。」

こういう性格だから、長生きなのかも。
40数年前に結核療養所に入った以外、一度も入院したことがな
い―というより、ほとんど医者の世話になったことがないのは、
すごいと思う。父、91歳!

*写真は近くでみつけたふきのとう。

fukinoto

助け合い

子供から、春分の日は20日で、21日は振り替え休日だと
訂正された。ほんとだ。すみません。

さすがに春だなあと感じるきょうこの頃。
朝7時半からピンポーンと、近所のおばちゃんが採れたて
のほうれん草を山のように持ってきてくれた。
昨晩は寝る前にお弁当の準備をしていたら、台所の壁を
小さなムカデが這っていた。今年初めてのムカデ!
私は恐怖のあまり、今まさに寝ようとしていた夫をゆり
起こし、外に出してもらった。(お彼岸中でもあり、特
に殺生はいかんのです。しかもムカデは弁天様のお使い
だとか。)
気がつくと、カメムシが飛んでいるし、暖かくなったの
だと実感。

夕方は、帰宅した夫に連れられ、隣の集落のおばちゃん
の家で雪囲いの撤去作業。ひとり暮らしのおばちゃんに
は、普段からお世話になっている。

こんな風に、協調性&社交性に欠ける私でも、少しずつ
地域に馴染んでいくのだろうか。この連休中に、自治会
の正式メンバーになるよう、会長さんからお話があった。
行事のお手伝いなど仕事も増えそうだけど、トータルで
考えたら、私たちがお世話になっている割合の方が圧倒
的に高いので、少しでもお返しできたらいいな。

トンネルひとつ分、下ったところにあるおばちゃんの家
からの山の眺めも、いつもと違って新鮮だった。

坂下

春分の日

まさに春! 雲ひとつない青い空!
こういう朝は、気持ちよく掃除・洗濯に励める。

パソコンを開くと、パリに赴任したばかりの友人からメールが
きていた。10年以上前にパリで知り合った彼女が、今回は三人
の子供さんと一緒に計五人でのお引越し。前回のパリ生活とは
勝手が違うだろうが、そこはやはりパリだもの。魔法の時間を
楽しんでほしい! もう長いこと会っていないし、お互い遠く
離れているのに、そんなギャップを感じることなくメールをや
りとりできるのが嬉しい。何年先のことになるかわからないけ
ど、いつか再会を果たして、ゆっくり喋りたいなあ。

と思っている間に、友達を迎えに行って、一緒にランチ。
食後はお土産にいただいたチーズケーキを食べながら、喋る、
喋る。ビデオを見ている子供にときどき「うるさい」と怒られ
ながら、喋る、喋る。

午後遅くに、友達と一緒に老人ホームのイーデスさんと、その
近所の友人宅を訪ね、また喋る。帰宅後、夕食とお風呂をすま
せ一息ついたら、懐かしい友達から電話があって、またまた喋
る、喋る。気がついたら、喉がかれていた。

気持ちいい天気と、おいしい食べ物と、すばらしい友人たちの
お陰で、なんと楽しい一日だったことでしょうか。
時を越えて、海を越えて、年齢や国籍も超えて、私たちは結ば
れているのだなあ。

18

命の輝き

昨晩の結婚パーティからの帰り、この辺りの気温は-3℃と
なっていた。まだまだ寒い!

きょうは昼前から、子供にせがまれ、街のショッピングセン
ターまでウルトラマン・ショウを見に行った。
命の大切さを訴える、妙に熱いショウだった。あまりにセリ
フが臭くて、聞いているだけで恥ずかしい。と思っていたの
に、最後にちょっと胸が熱くなったのはなぜ?

「命の輝き」という言葉を何度も聞いた。

お彼岸のお勤めを終えて、普段より少し早く帰宅した夫から、
地震のニュースを聞いた。地震も感じなかったし、テレビも
見ていなかったので、驚いた。

地球も生きている。
私たちも心して、日々、命を輝かせなければ!

ultra