肛門外科の先生

もう亡くなってしまった私の痔の手術の執刀医は、私と同年代だったと思う。(たぶん少し年上か!?)
初めての診察時にいろいろ問診された中で、
10年前に比べて体重が10キロ以上、増えていますかか?
との問いに「はい」と答えたら、「なるべく体重を減らすようにしてください」と指導された。
肛門外科の話はもちろんだけれど、生活習慣の改善についてもいろいろと指導してくださったことに、今さらながら感謝している。

結局、今の私はあの頃より体重はほぼ10キロ減少。(それでもまだ妊娠前より重いのだけど…)
秋の入院を経て、健康のありがたみを痛感している。

あの当時は、わざわざ遠くの病院まで手術に行ったつもりだったけど、その後、息子はこの病院からそう遠くない学校に入学し、いまも毎日通学している。だけど、もうあの肛門外科の先生はいらっしゃらない。同じ病院に勤務していた私の同級生も、退職した。でも、このエリアを通るたび、私はあの先生のことを思い出し、感謝している。

by 鳩胸厚子

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